今日は一人で、カフェ巡りに行くことにした。
どこのカフェに行こうかな??
確か、遊園地の近くに小さいカフェがあった気がするけど…
行ってみるか。
カフェの中に入ると、人が多くてほとんど満席だった。
いらっしゃいませ………
俺は、窓際の席に座った。
人気だなぁ。
あれ…神崎さん…??
の横に…男の人…?
確か、あの人は…
有岡とかなんとか言ってた気がするけど…
何であの二人が??
二人は、楽しそうにしている。
もう、俺のことは好きじゃないのか…
…ぇと…俺、何考えてんだろ…?
俺は思わず、声を出してしまった。
神崎さんの口についたものを、有岡って人が手で取っている。
二人とも、照れてる感じで。
なんなんだよ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。