第28話

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2017/12/10 02:37
藤「あなた、俺、頑張ったで」









流星くんはそう言いながら









親指で私の涙を拭った









あなた「すおい、」









藤「ありがとうな、」









中「サプライズ成功やん^^*」









藤「でも、まさか泣いてまうなんてw」









私もそう思ったよ、









でも、どんなに難しい曲を弾けた時より、









コンクールで賞をとった時より、









いい涙を流せた、









藤「この病院、こんな綺麗やったんやな、」









流星くんは屋上の手すりに腕をかけた









桐「働いてる人もあんま知らんとこやで

特別やぞ〜w」









あなた「、っ!」









中「あなた?」









一瞬、









心臓に激痛が走った









あなた「らんえ、もないお?」









中「寒いか?

もう戻ろか」









桐「せやな

続きは部屋でやろか^^*」









淳太くんと照史くんはお互いを見合って軽く頷いた









そして私たちは屋上を出た














神「はぁ〜、あったか〜」









病室は暖房でポカポカしてた









桐「今日は2人ともここに居ってええよ」









小「ええの?」









中「流星も泊まるか?」









藤「え、俺ええの?」









中「特別やなw」









桐「ちょっとクリスマスには早いけど、

俺らからのプレゼントやな^^*」









やった、









今日はみんなと居れるんだ、




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