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第1話

#01
1,008
2017/11/07 13:39
あなた

大ちゃん

俺を呼ぶ声で目を覚ますと、そこにいたのは俺の大切な人でここにいないはずの彼女だった。
Daiki
えっ?!
驚いて飛び起きると、彼女は小さく笑った。
あなた

なんでそんなにびっくりするの??ほら早く起きて。
ご飯出来てるよ。

Daiki
う、うん。
どんなにじっと見つめても、そこにいるのは紛れもない彼女だった。
でも、ここにいるはずがない。

わけがわからないまま、とりあえず顔を洗ってリビングへ行くと、
テーブルに白いご飯と味噌汁が二人分用意されたいた。
あなた

ほら、早く食べよ!

警戒しつつ、彼女の向かい側に座った。
すると彼女は、「いただきます」と言って、
自分の分のご飯を食べ始めた。
Daiki
あの..さ。本当に..君なの??
ありえないとは思いつつ、ご飯を頬張る彼女に聞いてみる。
ご飯を必死にもぐもぐする姿は、俺が愛した彼女そっくりだった。

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