ピンポーン♪
゛〇〇!丸山君が来てるわよ!!゛
とお母さんの声が…、、
「!!!!!なんで?!」
次の日の朝からびっくりなことが起こった。
迎えに来るとか、、聞いてないし!!
「丸?なんで?」
『え、ええやん、俺と付き合ったら、こんなもんやで?』
「声大きいよ!お母さんに聞こえちゃう!」
゛聞こえてるわよ♪丸山くんが彼なら安心ね、これからも〇〇の事、よろしくね!゛
なぜか私の母と丸は仲がいい…、、(笑)
『はい!任せてください!!』
「ちょっと、ほら早く行くよ!」
家を出て、、、私はちょっと早歩きで歩いていた。
「もう、丸ったら!!びっくりするじゃん!」
『はい、、』
丸が手を出してきた。
「な、なに?」
『何って、手繋ごうや、』
「なんでよ!」
『何やねん、カップルなんやろ?手ぐらい繋いでや…、、』
「そ、そうだね、うん、わかった、」
手を繋いだけどやっぱり少し緊張していた私。
『あーよかった、手繋いでくれなかったらどーしようかと思ったわ汗、よし、カップルのスタートやな♪』
丸の前だと、やっぱりなんか照れくさい///
強気で話してるけど、、、その丸の優しさがとても嬉しかった。
そして私は丸に対する気持ちがどんどん大きくなって行った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!