私はりゅ、、隆平を待っていた。
「隆平、隆平、隆平、、、間違えたらダメっと、、」
私は呼び間違えのないように呪文のように名前を呼んでいた。
『なぁ、』
私はそこに隆平がかいる事に気がつかなかった。
「あ!ごめん!気づかなかった。」
『そんなに、俺の名前呼んで、、なんか照れるわ///』
「なんでよ!!だって、、」
『だって、何?笑』
「もういいから、早く中行こう!」
私は隆平の手を引き中に入った。
「うわぁーーー!!!」
『めっちゃ綺麗やな、水族館って!』
「うん、、凄い癒される…」
『みて、〇〇!あっちにペンギンおるで!』
私達はまるで小学生のようにはしゃいでいた。
写真も沢山とって、
『2人で写真撮ろ♪』
「え、うん!!」
『ここのさ、サンゴ礁をバックに撮ろうや!めっちゃ綺麗や♪』
「うん!撮ろ♪」
私はすごく楽しかった。このまま、彼氏に…なんて、絶対ないよね、、、
なんて考えていたら、隆平が怖そうな人たちに絡まれてるのを見てしまい、
周りの人もざわついていた。
"何してくれんの?"
『いや、だからあの、、すみませんって』
"はー?なんも聞こえねーけど?"
ボコっ!!
丸が、、、殴られた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!