第3話

入部
407
2017/12/06 05:05
──5月──

そろそろ、仮入部の時期だなぁ…
なんの部活に入ろっかな…
吹奏楽部の人
ねえ、君!
吹奏楽部に入って楽器吹いてみない!?
吹奏楽部かぁ…
あんまピンと来ないな
あなた

あ、えっと…ごめんなさい

陸上部の人
足速そうだね!
陸上部入らない?
陸上か…
日焼けするしなぁ
あなた

ごめんなさい

バトミントン部の人
バトミントン楽しいから
仮入だけでも来て!!
バトミントンは日焼けもしなさそうだし
楽しそうかも!
あなた

考えてみます!

バトミントン部の人
ありがとう〜
今日の放課後仮入部やってるから来てね
あなた

はい!

女子バスケ部の人
初心者の人も大歓迎だよ!
見に来るだけでもいいよ〜
バスケ部は日焼けしなさそうだけど
練習きつそうだなぁ…
あなた

考えときます


とりあえずバトミントン部の仮入部に行こう

──放課後──
バトミントン部の人
みんな来てくれてありがとう!
今日は…
私はバトミントン部の仮入部に来ていたけど
隣のコートでやっていたバスケ部の練習に
釘付けになってしまった

仮入部は自由に移動してよかったので
私は隣のコートに移った
女子バスケ部の人
あ、お昼の子!
あなた

あ、はいっ

ゆみ先輩
ゆみ先輩
私は、大山ゆみって言うよ!
ゆみ先輩って呼んでね〜
あなた

私はあなたです!
よろしくお願いします

 バスケ部の練習に参加して
とてもバスケが楽しいと思った
???
こんにちは!
あなた

こ、こんにちは

井ノ口梨沙
井ノ口梨沙
私は井ノ口梨沙!
あなたは確か…あなたちゃんだよね!!
私もあなたちゃんと同じように
仮入部に来たの
これからよろしくね!
あなた

よ、よろしくっ!

バスケ部の先輩優しいし
同級生も話しやすいし
バスケ楽しいし
バスケ部入りたい!



こうして私はバスケ部に入ることになった

プリ小説オーディオドラマ