──5月──
そろそろ、仮入部の時期だなぁ…
なんの部活に入ろっかな…
吹奏楽部かぁ…
あんまピンと来ないな
陸上か…
日焼けするしなぁ
バトミントンは日焼けもしなさそうだし
楽しそうかも!
バスケ部は日焼けしなさそうだけど
練習きつそうだなぁ…
とりあえずバトミントン部の仮入部に行こう
──放課後──
私はバトミントン部の仮入部に来ていたけど
隣のコートでやっていたバスケ部の練習に
釘付けになってしまった
仮入部は自由に移動してよかったので
私は隣のコートに移った
バスケ部の練習に参加して
とてもバスケが楽しいと思った
バスケ部の先輩優しいし
同級生も話しやすいし
バスケ楽しいし
バスケ部入りたい!
こうして私はバスケ部に入ることになった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。