第14話

久しぶり 健永ver.
492
2017/11/28 13:32
何だか、あなたのことが気になってしまうようになった。

幼馴染なのに、最近話すこともないし…

避けてる気もするし…

俺は、気づけばあなたの家のインターホンを押してた。
あなた

はーーい

健永
ぁ…俺。健永だけど
あなた

え?なんで?(いきなりどしたの…?)

健永
ちょっと俺の家来ないか?(聞きたいこといっぱいあるし…)
あなた

なんで?

健永
聞きたいことあるから
あなた

あ、うん…分かったー
(聞きたいことって何?いや…)

しばらくして、あなたが出てきた。
少し下を向いていて、なんか気まづい。
あなた

おじゃましまーす

健永
はーい
あなたはスタスタと俺の部屋に行く。
あなた

(早く…話終わらせなきゃ…)
聞きたいことって何?

健永
え…と…
あ…
宏光と付き合うことになったんだね!
おめでとう!
(こんなこと言いたいんじゃない…)
あなた

え?あ…ありがとう。
(こんなこと言われたくない…)

健永
宏光のこと、好きなの?
(これが聞きたいんだ…)
あなた

え…(何でこんな事聞くの…?なんて答えたらいいのか分からない…)
好きだよ

健永
(付き合ってるからそうだよな…)
あー!そっかそっか!
あなた

(意味わからない…)
なんでそんな事聞くの…

健永
え…いや。なんとなく?
あなた

すずと上手くいってんだからそんなの聞かなくてもいいじゃん。(何言ってんだろ…ひどい事言った…)

健永
ん…そうだけど…
(何で怒ってんの…?)
あなた

(否定してよ…ちょっとは…)

あなた

聞きたいことは終わり?

健永
え?あ…(もういいか…)
うん!もういいよ
あなた

分かった
じゃーね!
(最悪…涙)

何で…
あなた…
俺の前からどんどん遠くなっていく。

何で…
分からねーよ…
宏光のこと好きとか…
そうだよな…
あんなに仲いいんだから…

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