今、私ははやとの真横にいる。
ヤバイ 心臓バックバクだ。
なにかはやとに、話すことないかなぁー
そんなことを思っていると、はやとが喋りかけてきた。
鈍感なはやとがこんなことを聞いてくるなんて、初めてで、びっくりした。
って言うか、十年前から、あなたに恋してるっつーの
あんた、だってば…
何で気づかないのさ
ふっ、自分のこと可哀想だって言ってる(笑)
そういう女子って、絶対私と正反対な子何だろうな(泣)
あっ、鬼いる!
私ははやとに、逃げようと言おうと思って立ち上がった。
そしたら、正座してたので、足が痺れた。
イタタタタ。
何この感触
ひなたは、はやとの方に倒れた衝撃で口と口が、重なった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。