第4話

最悪な日
181
2017/11/12 12:45
そのあとは、特になにもなく

HRが始まった。

周りはやっぱり知らない子ばっかりで

まじでやばい。
先生
はーい、じゃあ最初の授業は自己紹介とします。
1人ずつ自己紹介おねがいします
でた。自己紹介。

学校の嫌いな行事のひとつ。

ここで失敗したら どうしよう。やばいかな?

とか

昔から何度も考えてる
先生
あなたさん?あなたの番よ?
あなた

へ?あ、はい!

今になって  自分の人見知りをうらんだ。

みんなの視線がいたい。

もう笑ってるやつもいるし!
あなた

あー、あなたです!
好きなものは、いちごとか?

匠海
なんで疑問形。笑
クスクスと笑いが起きた。

あーもう終わりたい。
あなた

…いろんな人と関わりたいんでよろしく!

どうせみんなすぐ忘れるでしょ!

そんなことばっか 考えてるからか

目の前の段差に気づかなかった。
あなた

っ…痛ったあ…

転んでしまった。

同時に どっ と笑いが起きた。
あなた

(やば、ほんと最悪だ…)

やっと席に座れた。

もういっそ今日のことが夢だったらいいのに

あなた

はぁ〜あ

匠海
まあまあ、そんなにため息つくなって。
でもあの転びかたは面白かったな
そう言って  クスクス笑った。
あなた

だれ

匠海
えー。教室はいる前に言ったのにもう忘れたのかよ?まあ、いいや。聞いとけ、今から俺の番だから
あなた

へ?

匠海
あー、逢坂  匠海です。
このクラス可愛い子多いから いろいろ楽しみです。笑
じゃ。
何人かがキャーキャー言ってた。
匠海
覚えた?俺の名前
あなた

女たらし

匠海
うわ、最悪の覚えかただな。
あなた

あれ見たら、誰でもそう思うでしょ!

匠海
そーか?まあ、隣なんだし  仲良くしよーぜ
あなた

私、あんたみたいな女たらし嫌いだから。

匠海
つまり?
あなた

関わらないでくださいね💗

机を少し遠ざけた。
匠海
えー、それはひどいじゃん?
まあ 仲良くしようや
はあ。

ほんと今日は最悪な日だ。

プリ小説オーディオドラマ