プリ小説

第14話

story *ジヨンside*
菜奈
やめてよ!お願いだから…やめて…!
菜奈の叫び声にハッとした時には遅く…

目の前には頬がパンパンに腫れ、
口の端には痛々しく血が滲み出ているTOPの姿。

あぁ、やってしまった。
ダメだってわかってた。
俺が我慢すれば済むことなんだってわかってた。
でも、無理だった。
我慢なんてそんな、俺にはできなかった。
あんな二人が仲良くしてる所見せられて…
あんな、
思い出を無理やり切り捨てるような所見せられたら…
止められないだろ。

俺"幸せになれよ"なんて言えるような奴じゃない。
友達だからって割り切れられるような奴じゃない。

TOPは別に何も悪いことなんてしてないのに…
どうしてだろう。
TOPへの怒りが込み上げてきたんだ…。
今だって心ではそう言ってても
TOPを見ると、ムカついてくる。
なんで??
TOPは友達で、菜奈は俺の好きな人で。
そんな大切な人たちを傷つけること、
しちゃいけないって心ではわかってるのに…。

俺の中のモヤモヤはどうやら殴っただけではおさまらないみたいだ。



これから二人とどう接してけばいい?









この想い全て消し去ってしまえば楽なんだろうか…。







どうしたら楽になれる??






他の人、好きになれればいいのに…。





家に帰ると、
ずっと堪えていた涙が一気に溢れだし、
もう、何も考えられなくなった俺は
無我夢中で気がつけば




地べたには…




ガラスの破片。




血。





とにかく部屋中の物全てがグチャグチャにされていた。




これ、俺がやったの?
やった、なんて自覚なくて…。

ふと、窓ガラスにうつる自分を覗くと、
そこには涙でグチャグチャで、
傷だらけな自分がうつっていた…。
思わず笑えてくる。






うつむくと、ポタッと落ちてくる涙。



泣いたって何もならない。

でもこの涙は止まってはくれない。

むしろどんどんあふれでてくる。


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🍓NANA🍓
入賞者バッジ
🍓NANA🍓
【white love】 第五回プリコン ⭐新人賞受賞⭐アリガトウゴザイマス(’-’*)♪ 👧SEVENTEEN👧 文章力zeroですが、 読んでいただけたら…(T-T) 宜しくお願いします(^^)人(^^) コメント返しはできない時もあるかもですがなるべくお返しするようにします!…🙇 更新遅いです🐌💨💨
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