第7話

授業中
545
2017/11/12 12:23
新しい席になってまだ2日。
なのに私は早速教科書を忘れてしまった。
あなた

(うわぁ...教科書忘れたー。
エイジに見せてもらお...。)

あなた

エイジ!教科書忘れちゃったから
見せてください...。

エイジ
エイジ
...しょーがねーなー
そんなことを言いながらも
自分から机を近づけてきてくれる。
あなた

やっぱエイジは優しいなぁ〜(小声)

エイジ
エイジ
え?なんつった?
あなた

う、ううん!なんでもない!
ありがとう〜〜

エイジ
エイジ
おう(はっきり聞こえてたわばーか)
授業がはじまって20分たった頃、
私は睡魔と戦っていた。
あなた

(ふあぁ〜。ねむい!ねむすぎる!
昨日遅くまで起きてたからだー。(泣))

その時、少しうつむいていた私の顔を
エイジが覗き込んできた。
エイジ
エイジ
おい大丈夫かよ、笑
そう言い、エイジは私のほっぺを
つまんできた。
あなた

?!?

エイジ
エイジ
なんだよ笑
あなた

だって、急にほっぺ触るから、!

エイジ
エイジ
起こしてやったんだろ、(  ・̆ ・̆    )
あなた

そ、それはありがとうございます...。

エイジ
エイジ
ありがとうって思ってんなら、
週末俺に付き合って
あなた

え、わ、わかった!この前のお礼もあるしね!
なんでもするよ〜〜

エイジ
エイジ
へぇーなんでもね、笑
じゃあ楽しみにしてるわ
先生
おいそこ!エイジとあなた!
うるさいぞ!
エイジここの問題の答え答えろ
エイジ
エイジ
215です。
先生
せ、正解だ。
でも授業中に私語は禁止だぞ
エイジ
エイジ
はーい
あなた

すいません...

あなた

(おこられちゃった...
エイジって頭いいんだな...。すごい)

するとエイジが私のノートの隅っこに
何か書いてきた。
エイジ
エイジ
«週末あなたとのデート楽しみにしてる»
私もエイジのノートの隅っこに返事を書いた。
あなた

«デートじゃないし!笑
でもたのしみにしてる»

エイジ
エイジ
«デートじゃないの?ふーん»
あなた

«ちがうよ!笑»

そらちぃ
そらちぃ
(...2人さっきから近すぎない?
あーあ、イライラするわー。)

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