第11話

第10話 最期の時
939
2018/02/08 13:19
✄--------------- 放課後 ---------------✄
涼介
涼介
あなたー!
一緒に帰ろっか
あなた

あ、ごめん
私友達と帰る約束
しちゃった…

涼介
涼介
そっか
わかった!
あなた

ごめんね!

友達C
友達C
あなたちゃーん
早く帰ろー!
あなた

うん!

あなた

じゃあ涼介
また明日

✄--------------- 家 ---------------✄
お父さん
あなた…
ごめんな、
あなた

どうしたの?
お父さん

お父さん
実は、、
✄--------------- 朝 ---------------✄
あなた

涼介、
おはよう

涼介
涼介
おはよう
あなた

今日、話があるから
休み時間に、教室来て…

涼介
涼介
え、あ、うん
わかった
✄--------------- 廊下 ---------------✄
あなた

涼介、あのね
私1ヶ月後○○県に
転校する事になったの

涼介
涼介
そうなんだ…
わかった
涼介
涼介
じゃあばいばい
あなた

待って、涼介

涼介
涼介
【無視】
あなた

涼介…

✄--------------- 放課後 ---------------✄
あなた

涼介、今日
一緒に…

妃奈乃
妃奈乃
涼介一緒にかえろ
涼介
涼介
うん、いいよ
✄--------------- 帰り道 ---------------✄
妃奈乃
妃奈乃
ねぇ、涼介
あなたの事いいの?
涼介
涼介

✄--------------- 次の日 ---------------✄
あなた

あ、涼介おはよ

涼介
涼介
【無視】
あなたside

そっか、やっぱり

涼介はもう…

私の事が好きじゃなくて、

妃奈乃の事が好きなんだ…

そっか、私の居場所は

もうどこにもない
✄--------------- 休み時間 ---------------✄
あなたは少しづつ

階段を登って、

屋上へ行った。
あなた

(涼介に電話をする)

涼介
涼介
(出ないで、携帯の充電をきる)
あなた

やっぱ出ないよね…
(妃奈乃に電話をする)

妃奈乃
妃奈乃
(電話に出る)
妃奈乃
妃奈乃
もしもし、あなた
どうした?
あなた

あ、妃奈乃…
涼介に伝えておいて
欲しいことがあるんだ

妃奈乃
妃奈乃
ん?なに
あなた

涼介今までありがとう
楽しかった…大好き♡って

妃奈乃
妃奈乃
えっ、何言って
あなた

(電話をきる)

私は、ゆっくりと

屋上の端へ行って、

靴を脱いだ…その上に

涼介や友達への手紙を

置いておいた。
✄---------------教室 ---------------✄

涼介side
涼介
涼介
(あ、あなたから電話だ…でも今喧嘩中だから)
(電話の電源を切る)
妃奈乃
妃奈乃
涼介、早くあなたを探しに行って!
涼介
涼介
え、なんで?
妃奈乃
妃奈乃
今、あなたから電話が来て、
妃奈乃
妃奈乃
「今までありがとう、楽しかった…大好き♡」って涼介に伝えてって言われたんだ…
涼介
涼介
えっ、
(走り出す)
妃奈乃
妃奈乃
(やっぱり、あなたにはかなわないか…)
友達C
友達C
きゃー
誰かが、屋上から
飛び降りようとしてる
友達A
友達A
うそ…涼介、
あれあなたちゃん
じゃない?
✄--------------- 屋上 ---------------✄
涼介
涼介
あなたっ!
あなた

来ないで、

あなた

涼介、今までありがとう、楽しかったよ、さようなら

涼介
涼介
やめろ
あなたー!
あなた

(飛び降りる)

涼介
涼介
(ふらつく)
涼介
涼介
嘘だろ、
あなた、あなた
目覚ませよ!
あなたー!
妃奈乃
妃奈乃
あなた…
なんであなたが、
涼介
涼介
あなた、なんで
俺より先に行くんだよ…
ずっと一緒にいるって
約束したじゃないか、
友達C
友達C
涼介君,妃奈乃ちゃん
涼介
涼介
なに?
妃奈乃
妃奈乃
なに?
友達C
友達C
はい、あなたちゃんからの
手紙💌…置いてあったよ
涼介
涼介
えっ…
あなた

【手紙の中身】

涼介へ

私は初めて涼介を初めて見た時、私は涼介に一目惚れをしました。それから何日も話しかけたいけど話しかけられなくて、迷ってました。でも、あの日初めて声をかけて一緒に帰ってくれた時はとても嬉しかったです。ありがとう😊でも、1番嬉しかったのは、名前をあなたと呼んでくれた事、告白💌をしてくれた事です。
でも、涼介は私が「転校する」と言った日から話してくれなかったのは悲しかったです。私は涼介に謝りたいことがありますそれは、クラス替えでクラスが違くなって、涼介と、妃奈乃の距離が近づいた時、妃奈乃は涼介の事がが好きなんじゃないかと思い、私は涼介を避けた、「ずっと一緒に居る」って言う約束を守れなくて、ごめんね…また、涼介が苦手な遊園地デートしたかったなー笑!私が居なくなっても涼介、自分をは責めないでね…

私は世界で1番涼介大切で、1番大好きな人です。

これから、私の分まで頑張って、生きてください。

天国で見守っているよ、

今までありがとう

さようなら

あなたより

あなた

妃奈乃へ

私たちが初めて出会った日は、幼稚園の時だったね…毎日一緒笑ったり、泣いたり、喧嘩したりしたのは、全部私の大切な宝物です。でも一度だけ、小学生の時に私が、転校したよね、でも中学生になってまた戻って来て、同じ中学校になれて、とっても嬉しかったし妃奈乃私の事を覚えていてくれたのも嬉しかったです!1番心に残っているのは、高校1年生の時の体育祭の障害物競走で妃奈乃が「1番大切な人」というお題を引いた時に真っ先に私の所に来てくれた事だよ
実は私、 妃奈乃が涼介に告白していたのを見ちゃったの…あの時は悲しかったし、私は独りになった気分でいっぱいでした。でも、妃奈乃が好きになったのが涼介で、良かったです。

妃奈乃、今までずっとありがとう

涼介と幸せになってね…

あなたより

涼介
涼介
あなた…(号泣)
✄--------------- お葬式の日 ---------------✄
お父さん
あの、あなたが涼介君?
涼介
涼介
え、あ、はい
お父さん
そう、あなたが
お父さん
いつもあなたから
たくさんあなたの事を
聞いてたよ
お父さん
涼介君、あなたと
ずっと一緒にいてくれて
ありがとね、
涼介
涼介
あ、いえいえ
涼介
涼介
でも、あなたは
俺のせいで
亡くなったの
ですよ!
お父さん
いやいや、あなたが
死んだのは涼介君の
せいではないよ、私の会社の
都合で転校が多くて、
あまり私たち家族の前で
笑うことが無かったけど
涼介君と出会ってから
あなたが増える機会が
多くなったんだ、
ありがとう😊
(あなたは、小学生の時に3回転校しています)
涼介
涼介
そうですか…
ありがとうございます
✄--------------- 作者 ---------------✄




作者
作者
読んでくれてありがとう
ございました😍
作者
作者
次回の小説に
出て欲しいジャニーズが
居たらコメントお願いします!

プリ小説オーディオドラマ