第16話

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2017/11/20 11:32
ぼくは、第一関節までしか入れないまま、指を動かした。クチュクチュと蜜が混ざる音が、シンとした空間に響き渡る。

クチュクチュ……。

「ん、ぁは、……ぁん、っ、や、……ぁ……っ、アっ」

女は身体をピクつかせながら、甘い声を出した。

声を抑えようと口に手をあてているが、無意味だった。

ぼくが、指を動かすたびに、女は甘い声をもらす。

そして、アソコからは絶えずいやらしい音を出していた。

クチュ……っ、グチュ……!

「ぁ、ぁ、ぁん、や、……っん、お、ね、…がぃ、それ、ぃじょ…うは、……は、ァンっ」

女は何度も、やめてと訴えた。けれど、ぼくはそんなこと構うことなく指を動かした。

ぼくは、第二関節、付け根と挿入を深くしていき、さらに、中指を立てると二本同時に入れた。

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