ーーーーーー次の日の朝








昨日あれからどうなったか、というと








駅のホームで部活終わりの美桜と遭遇し、




結局颯太とは自宅の最寄り駅でバイバイした。





ホッとしたような、





寂しかったような、、










ーーーーーーーーーキーンコーンカーンコーン




 


お昼休み、






結がスマホを見るなり驚いてこっちを見てきた






結「あなた、ちょっと来て！！」



私「な、なに！？」



友達「どうしたの〜？？」



結「ちょっと監督に呼ばれてさ！！ごめん！」







監督？どうしたんだろう、、







あれ？





私「結、ここ屋上だけど、、」





監督なら教官室じゃないの？







結「拓海先輩から、あなたと颯太が
付き合ってるっぽいって連絡来たんだけど！！」






結は目を大きくしてスマホの画面を見せてきた






私「あ、その事なんだけど、昨日はたまたま…」




結「本当に！？」








颯太のこともよく知ってる結



結に話したい



結に相談したい





打ち明けても、良いよね？








私「……あのさ、結に相談したいことがあって‥」






結「颯太のこと？」






私「…………うん」









打ち明けるってこんなに緊張するんだ‥






ふぅーーーーーーーーー






深呼吸をして、一息つく










私「私ね、私、、





颯太のこと、






好きになっちゃったみたい……」









結「……！！！」







私「あ、でも迷惑かけたくないから！！


自分の気持ち閉じ込めてたんだけど！！


最近、、どうも抑えられなくて、、」









結「やったぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」







私「！？！？」








結「私ね！颯太とあなたがくっつかないかなーってずっと思ってたの！！」





私「なんで！！(笑)」






思わぬ返答にビックリした


 




結「だって２人お似合いだもん！」




私「え！？！？いやいやいや、、私じゃ全然颯太に釣り合わないよ！！」




結「そんなことないよ！！


そっかー、、あなたが颯太をねー！！」





私「それでさ、結に聞きたいんだけどさ、、


颯太って彼女いるのかな？？」





結「前にいないって言ってたし、いないでしょ」





私「でも、颯太モテるし、、」





結「まぁーー、たしかにモテるね。

中学の時もタメはもちろん、先輩後輩から

告られまくってたし。

多分だけど、、女には困ってなかったと思うよ」







そんなん、私絶望的じゃない、、？





結「でも本当のところ、私もよく分かんないんだよね」




私「そっか、、、」





結でも分からないのか…



颯太は付き合ってる人いるのかな



颯太は好きな人いるのかな







颯太の好きなタイプはどんな人なんだろう









結「気になるなら聞きに行こうよ！」










私「え？」











と、いうことで、、、




１年B組の教室に来ちゃいました