第26話

よからぬ事を、、
1,505
2017/11/12 15:47





ーーーーーーガラガラッ





徹先輩「お、良かった、誰もいない」






音楽室?







私「あの、徹先輩すみません!!


次の授業、英語じゃないんです…!!」







徹先輩「知ってるよ」






私「え?」




徹先輩「俺これでもキャプテンだからね。

みんなのことちゃんと見てるつもりだよ(笑)」




徹先輩、、、




私「先輩はB組に用事があったんじゃ‥」



徹先輩「あーーー次の大会のことで颯太にね」



私「すみません!!」



徹先輩「気にしないでよ!

それよりあなたの方が気になっちゃってさ!

何かあった?」







何か、


あったような、


なかったような、、







徹先輩「ま、いいや!」







〜〜〜〜〜♪•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪





私「え!?」





目の前には軽やかにピアノを弾いてる徹先輩の姿が‥






私「先輩、ピアノ弾けるんですか!?」


徹先輩「内緒ね!恥ずかしいからさ!」


私「なんで!?男の人でピアノ弾けるなんて、
カッコいいじゃないですか!」



徹先輩「みんながあなたみたいに、
そう思ってくれる訳じゃないからね」





ニッコリ笑う徹先輩は、
楽譜も見ずにショパンの代表曲を弾き終えた。





ーーーーパチパチパチパチパチパチ





私「先輩、すごいです!!」


徹先輩「ありがとう。ニコッ」


私「あーーー、なんかスッキリしました!!」



徹先輩「そう?」



私「はい!!ありがとうございました」



徹先輩「いつでも弾くから、何かあったら呼んでよ」



私「いつでもですか〜!?」



徹先輩「いつでも、どこでも弾くよ?笑」



私「ぷっ(笑)どこでも、はさすがに無理ですよ!笑」



徹先輩「揚げ足取るな(笑)」







ほんとに不思議と心が軽くなった気がする



颯太の好きな人とか


颯太の好きなタイプとか


颯太と同じクラスの女子とか!!





悩んでもしょうがないことだもん







颯太に好きになってもらえるように





努力するしかない!!








徹先輩「さ、もうすぐ授業始まっちゃうから行くか」


私「はい!」












音楽室は3年生の教室がある1階にあるので


徹先輩とはそこで別れ、


1年の教室がある3階へ向かう







やっぱり徹先輩は大人だなーー


部活の時は厳しいけど


空気読めるし優しいし、、


きっとモテるんだろうなぁー







そんなこと考えながら教室に入ろうとしたその時、












颯太「 あなた 」








私「え?颯太!?どうしたの‥?」





颯太が部活の時以外で話しかけてくるのは珍しい


ましてやA組に来たことなんてないような、、







颯太「さっきさ、徹先輩……」




隼人「颯太トイレなげーーよ!!心配しちゃったぞ!

て、あれ??あなたじゃーん!!」




颯太「……うるせーよ」




隼人「あれ?あなた、徹先輩に英語の辞書
借りたんじゃねーの?持ってねーじゃん」




私「へ!?あ、えっと、、」




隼人「……!!!あーはいはい、なるほどね。

内緒にしとくから安心しろよ!」




私「……は?」




隼人「だーいじょうぶだって〜!!
俺、口硬いからさ!」





颯太「隼人、もう授業始まる」






隼人「やべっ!あなた、また部活でなー!!」

















何かよからぬ事を想像してるような、、








という予感は的中した。




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