合宿2日目
監督「午後練の休みは颯太だけだなー?
じゃあまずはアップから始めるぞー」
午前の練習には参加していた颯太だったけど、
実は高熱だったようで
午後は宿で静養することに。
結「あなた、よく颯太が熱あるって気付いたねー」
私「なんかいつものプレーじゃなかったから‥」
結「心配〜?笑」
私「そりゃ心配だよっ!!」
結「しょうがないな〜」
結が何やら監督と話をしている
結「監督にOKもらったよ!」
私「何の?」
結「颯太の看病に行くこと!」
私「え!?私!?」
結「あなた以外誰が行くの(笑)」
私「でも私、颯太に避けられてるし‥」
結「じゃー、仲直りするチャンスじゃん!」
私「結が行ってよ、、、」
結「私は颯太のこと別に心配してないから無理〜」
頑なに断られ、結局私が宿に戻ることに、、、
監督からコンビニで何か買っていってやれ
と言われ、お金をもらった。
冷えピタとスポーツドリンクと水で良いかな、、
颯太の部屋は、、、
301号室
ここだ、、、
ただの看病のはずなのに
緊張して喉がカラカラ‥
でも早く颯太に届けなきゃ、、
ーーーーーーコンコン、
颯太「…………はい」
ーーーーーーーーーーーーガチャ、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。