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第4話

残酷な現実
254
2017/11/11 11:30
次の日からも大毅は学校へ来なかった。

いくらLINEしても既読がつかないままだった。



大毅が学校へ来なくなってから1週間が経った日。
ある人と出会った。その人は神山智洋。
彼は、大毅の幼馴染でした。


私は、大毅のことを知らなさすぎた

智洋の口から出た言葉は私には残酷すぎました。
智洋は、私に大毅の話をしてくれた。


「 あいつな、心臓病やねん 」






「 心臓病⁉︎ 」

「 そそ、生まれつきやねんけどな長いことドナーが見つかってなくてさ、医者はもうあと2年くらいの命。って言うてんねんけどな、大毅は必死で生きてる。でも、1週間前くらいに容態が急変して倒れてん。今は意識あるけど、もうそろそろやばいかもしれへん。
あなたちゃん、あいつのところ行ってあげてくれへん?行ったら喜ぶと思うねん 」

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