第13話

俺は____。side大倉忠義
2,010
2017/11/12 07:43
大倉忠義
くそっ…なんで…なんでまるなんだよ…。
俺はずっと前から好きやったのに_____。
そう。俺は1年くらいまえからずっとあなたが好きだった。家が近かったのも知っている__。

1年前のこと_____。














大倉忠義
ふぁ…。
まだ朝の8時やん…しかもオフの日やからぐーたらできると思うたのに…
俺は朝早くにやすに呼ばれてブツブツと文句言いながら歩いていた。

すると…
あなた

ひゃぁぁぁぁ…!遅刻だぁー!

大倉忠義
んぇ?
目の前になにかがー。

どんっ…
鈍い音と同時に俺の胸あたりに何かが突っ込んできた。
大倉忠義
!?
あなた

わぁっ!?

バランスを崩しかけたが、なんとか持ちこたえた。
下を見ると俺より30センチ程ちっちゃい、美人というより可愛い系の制服を着た女の子が驚いたように俺を見上げていた。
俺は一瞬で好きになってしまった。
いわゆる_____一目惚れ。
あなた

ご、ごめんなさぁぁぁぁぁい!!

その女の子はすごい勢い謝って猛ダッシュしていった。
大倉忠義
すごい子だな…
その日からずっとずっとあなたのことが気になって気になって仕方がなかった。
そして、また出会えたのだ。
あなたはわすれていたけど。
大倉忠義
まるは…俺みたいなやつに比べたらすごい、いいやつやねんもんな…
俺なんかっ…無理なんやろうな…
俺は、一瞬で気づいた。あのことがあった次の日のまるの様子の違いに…。
絶対何かがあったのだ。

でも、無理やりじゃなくて…
大倉忠義
俺はまるから聞きたい。

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