第34話

ハンバーグ。
1,491
2017/11/18 11:05
大倉忠義
楽しかったなぁ♡
錦戸亮
ほんま、ほんま!
あなた

楽しかった笑

最初は乗り気じゃなかったが何気に楽しかったと思うわたしがいる。
大倉忠義
早めに帰って夕飯作らなあかんなぁ♡
錦戸亮
寄り道なしで家むかうで!
あなた

うん笑

忠義が妙なテンションになっている笑
しばらくして忠義の家に着いた。
大倉忠義
はやくはやくー♪
ハンバーグやで!ハンバーグ!
そう。今日はハンバーグを作ることになった。
それも特大サイズの。笑
それをご飯にのせてソースをかけて食べるとのこと。
あなた

まず手洗おーよ。笑

まっすぐにキッチンに飛んでいく忠義。
大倉忠義
はーい。
そうしてやっと作り始めです✨
あなた

はい、じゃあまず下準備を…

わたしが言う前に忠義はひき肉をキラキラした目で出してくる。
錦戸亮
大倉ぁ!下準備やで!
大倉忠義
はーい…⤵︎
明らかにテンションダウンした忠義はほっといて下準備を始めた。
材料と使うものを出した。
大倉忠義
俺、玉ねぎ切るで!
錦戸亮
俺も切りたい!
あなた

できるの?

わたしがいうと、2人で一斉にできる!と叫んだ。
あなた

じゃあ半分ずつ切ってね?

大倉忠義
はーい。
錦戸亮
亮解!
錦戸くんは自分で言ったのに照れている。笑
可愛いなぁ…
っと。その間に玉ねぎ以外のものをしよーっと。お肉やパン粉や牛乳などを入れて切ってもらった玉ねぎを入れた。
わたしがそのハンバーグを混ぜていると、俺も俺も  と忠義と錦戸くんが手を突っ込んでくる。


こんな光景久しぶりで楽しいな…
昔、ママと2人で作ったな。
なんて、思い出したりした。
正直、嬉しかった。こんな楽しい時間がずっと続けばいいのに。

今だけは_____嫌なことも忘れられそう____。
でっかいハンバーグを焼いてる時に忠義がふとこんな言葉をつぶやいた。
大倉忠義
丸の横の女の子誰やろな?
忘れかけてたこと。
忘れたかったこと。
親しそうに手を繋いで歩いてた。
あの女の子は誰なんだろう。
あなた

さぁ?誰やろうねぇ?

錦戸亮
知らんなぁ、芸能人でもなさそうやなかった?
大倉忠義
せやな。そこそこ若くて可愛かったけどな?笑
あなた

確かにテレビであんな子見たことないかもー!

わざと明るく振舞って平常を装う。
あなた

それよりさ、そろそろハンバーグいいんじゃない?

大倉忠義
…そやな!
言葉の前に間があったのは私の勘違いなのか。
それとも話をそらしたのがバレたのか_。
錦戸亮
うっわ…うまそ…
大倉忠義
ハ、ンバーグ…♡
忠義はハンバーグの近くで目を輝かせながらヨダレを垂らす勢いで見つめていた。
あなた

ヨダレたらしたらダメやぞ?

それぞれが成形したハンバーグを千切りキャベツののった、山盛りの白米にのせた。

忠義…入れすぎでしょ…。
あなた

ソース作るねー

錦戸亮
どやってつくるん?
錦戸くんが興味津々でわたしの手元を覗き込む。
あなた

錦戸くん、そんなに見られたら緊張するから…

錦戸亮
あぁ、ごめんな笑
忠義は相変わらずハンバーグを見つめている。
あなた

ソースかけるよー

出来上がったアツアツのソースをたっぷりかける。
大倉忠義
おぉぉぉぉぉぉぉ💕
嬉しそうに声を上げて、わたしがソースをかけ終えると忠義はハンバーグ丼、錦戸くんは箸を持って運んでくれた。
いっただきまーーす!!
3人の声がそこそこ大きな部屋にひびいた。
大倉忠義
うんまぁぁぁぁい!
錦戸亮
ふぁふぅい…
あなた

美味しい…!けど熱い…!

やいやい言いながら3人ともあっという間に食べ終えた。
あなた

美味しかったねぇ♡

大倉忠義
美味かった♡
錦戸亮
美味しかったでー!
あぁ、今日は楽しかった…
今日は幸せだったな…
なんて思った。






そんな想いは儚く、LINEを見てかき消された。
_______________________________________
作者より。


テスト前なのでかける時間減ります。
すみません…。
な、な、なんと!お気に入り60超、いいね300超いきました!
本当にありがとうございます😊
いつも読んでくださってる方々に感謝です!

また首を長くして待っていてもらえると嬉しいです💕

プリ小説オーディオドラマ