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第2話

突然の改名!?
まるで、映画を見ているかのようで、現実に思考回路が追いついていかない。

もちろん、さっきまで人間だったあの人の姿が変わったことにも驚きだけど、なによりも、金髪男が変身したのは、私の家族の一員でもある「プリン」という愛猫(あいびょう)だったからだ。

私が呆然とプリンを見つめていると、プリンはまるで何事もなかったかのように私の足元に座り込み、いつものように毛づくろいをし始める。
あなた

ば、ばかばか…!毛づくろいしてないで一旦人間の姿になってよ!ねえ!プリン!

私が、リラックスしているプリンに呼びかけると、プリンはいかにもめんどくさそうに、またその場でくるくると三回まわった。
プリン
はいはい、あなたちゃん。呼んだ?
あなた

なんで何事もなかったかのようにしてるの!まだ私は全然理解できてないんだって!

プリン
あーごめん、ごめんね
プリン
今から説明するよ
と、人間の姿をしたプリンはヘラヘラ笑う。
私が大切に育てていたプリンが、まさか人間の姿になるとこんなやつだったなんて…かなりショックが大きい。
プリン
んーと、どっから話せばいい?俺の姿が変わった理由とか?
あなた

そこ!そこを話してほしいのプリン!

私が人間の姿になったプリンに顔を近づけて言うと、プリンは近い近い…と私の顔をはらう。
プリン
いやまあ話すけどさ?その前にさ…
あなた

…うん?なに?

プリン
その、" プリン " っていう呼び方やめない?かなりダサいんだけど…
…まさかのカミングアウト。


でも本当に嫌そうな顔をするから、私のショックはどんどん大きくなる。

プリン、あんなに美味しいのに…きっとプリンはプリンを食べたことないから分かんないんだろうなぁ…
あなた

じゃ、じゃあ!なんて呼んだらいいの?

そう聞くと、プリンは「んーそうだねー」と少し考え、
プリン
エーシュカ。…エーシュカにしてよ
エーシュカ…エーシュカ…
悪くない響きだけど、やっぱり長年呼んできたプリンのほうがしっくりくるし、可愛い。
しかもエーシュカ、だなんてなんだか異国の王子様みたい。



でも、本当にエーシュカが「王子様」だったなんて、この時の私は想像すらしてなかった。

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