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第4話

出入り禁止!

朝ごはんを食べて、学校へ行く準備をするために、私はパジャマのボタンに手をかけた。


…………待って私。


プリン改めエーシュカはただの猫ではない。人間としての心を持っている。

そして私は、自分の部屋にエーシュカのベッドを置いている。私がプリン改めエーシュカを溺愛していたから。いや、むしろエーシュカが私の部屋が気に入っていたから、ここにベットを置いたんだっけ…


基本的にエーシュカは私の部屋にいた。
そして今もエーシュカは、私の部屋に…


と、部屋を見渡すと、やっぱり居た。


私のベッドの上でくつろいでいる1匹の猫の姿。
あなた

まさか、とは思うけどもしかして今まで私の着替え、ずっと見てたんじゃないでしょうね…?

私はじわじわと焦りを覚える。

嫌な予感しかしない。


そして、「にゃあ」とエーシュカはまるで「もちろん見てた」と、返事したかのように鳴いた。っていうより絶対そう返事した!

…最悪だ…なんてこった。今までずっとエーシュカに全てを見られていたんだ…あの金髪男は猫の姿を良いことに女子の着替えを楽しんでいたんだ…!

あなた

ばか!エーシュカのばか!

と、私は近くにあったタオルをエーシュカめがけて投げる。

もちろん、エーシュカには届かないし、私のこの悔しい気持ちもあの金髪男には届かない。
あなた

これから私が着替えするときは出入り禁止!!

エーシュカ
…!にゃあ……
こんな悲しそうに鳴く猫は世界中を探しても、そうそう見つからないだろう。

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