───休みの午後昼下がり
僕は駅の道をまっすぐ駆け上がった。
交差点についても君は待ってくれてるはずがない。
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部屋を灯す月の明かり
しょうもない冗談や話をしてた
眠れない夜には寝相の悪さみて笑ってた
またある日は帰るとあなた
の得意料理が並んでいた。
いばる顔みて2人で笑った。
誕生日に欲しいものちゃんとゆうって
2人のきまり。
またまたある日は電車に揺られて2人のデート。
ついた先は遊園地。
子供みたいにはしゃいでた。
はしゃぎすぎて疲れた。
帰りは僕のほうが先に寝ちゃっていたよね
もう2度と戻れない日々。
もう2度と戻ることのない日々。
もうちょっとだけ僕も強くなっていかなきゃな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。