第3話

呪い人形
37
2017/11/13 11:57
拓真(タクマ)
( ˘ω˘ ) スヤァ…
俺は布団に入ってわずか2分ほどで寝た
夜中
ギィイッ
奇妙な音がして目覚めた
拓真(タクマ)
( -ω- ) ンー・・・なんだぁ?
眠いまぶたを開けてふと音のなる方を見ると飾ってある木箱の中の人形が出てきていた
美琴
痛い痛い…この中肩こるなぁ…
拓真(タクマ)
ア、ア、ア
声にならない声を出して固まっていた
美琴
ん?あんた誰??
言われた途端、俺は瞬時に思った
拓真(タクマ)
おまえこそ誰だよ
なんでいきなり冷静になったのか分からないけど思った。こいつ…誰だ?
美琴
あーごめんごめんうちは日本人形の美琴。この家に住んでるの
拓真(タクマ)
あー俺は拓真。よろしく
美琴
よろしく、てか君冷静だね。ふつー
"わー!!!喋ったァ!!!"
とか驚くでしょ
拓真(タクマ)
そうだなぁーうん、確かに
拓真(タクマ)
わーしゃべったぁ(棒)
美琴
今更!!!そして棒読み!?
美琴
まぁいいわ。私はこの家に住んでいる人形。美琴よ。この家に何代も続く鏡を探すためにこのように動くようになったの
拓真(タクマ)
・・・(・c_・`)フーン
拓真(タクマ)
じゃ寝るわ_( (_˘ω˘ )_スピー
美琴
(oゝ∀・´)9゙ぉぅッッ了解!っておいおいおい!ダメだから!空気読め!!
拓真(タクマ)
なんだょぉ眠いんだよォ
美琴
まぁそれで鏡探しを手伝って欲しいの!
拓真(タクマ)
(*'へ'*) ンーやだ
美琴
はぁ!?そこは分かったって爽やかに言うところだから!
拓真(タクマ)
夢のありすぎる奴だなぁー全く(;´Д`)
美琴
いいじゃない!女の子なんだから(●´^`●)
改めて見ると、艶のある黒髪につぶらな瞳、桜柄の着物が良くあっている美少女だった
拓真(タクマ)
良く見るとお前可愛いな
美琴
は、はぁ!?Σ(///□///)
拓真(タクマ)
つーかお前疲れたんだろ?寝るか?ここで
俺はささやかな気遣いのつもりで言った
美琴
何、いやらしい事考えてるのよ!!
ペチッ
小さな手で俺を叩いた
拓真(タクマ)
なんだよー痛いなぁ
大して痛くないのに言った
美琴
(●´^`●)
美琴
もう寝る!!
どこから出てきたのか自分と合ったサイズの布団一式を敷いて寝ていた
拓真(タクマ)
寝るの早っ!
俺はこの人形をいや、この少女(?)とどうなっていくのか分からない・・・

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