第7話

美琴の呪い~Part1~
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2017/11/18 13:38
《美琴》何か忘れてるような…
美琴
あっ!!!かがみ!!!
拓真(タクマ)
なんだよ!いきなりーびっくりしたぁー
美琴
あたし、鏡を一緒に探してほしいって言ってたんだ!
拓真(タクマ)
( -ω- ) ンー・・・そんなこともあったなぁー
美琴
拓真!探すわよ!!
拓真(タクマ)
えぇー
俺は部屋から引きずられるように引っ張られた。あんなに小さいのに必死に引っ張るので渋々動いたのだが…
美琴
…ここよっ!
来たのは、ばあちゃん家の裏にある倉庫的な所だ
拓真(タクマ)
ここに何があるんだよー大体ボロボロだぞー?
美琴
うちは鏡があれば…
完全に聞いてない…
拓真(タクマ)
はぁー開けられるのか?
美琴
もちろん(´꒳`*)どやあああ
美琴は大分踏ん張って扉を開けようとしていた
美琴
フーーーッ!
だが…力が弱すぎて…無理だった…
拓真(タクマ)
ほらどいてみろよーフッ!
俺がやるとすぐ開いた
美琴
ワァ───ヽ(*゚∀゚*)ノ───ァ!( •̀ω•́ )/スゴーイ
拓真(タクマ)
ま、まぁな(///﹏///).。oஇ
俺はあいつの喜んだ顔が可愛すぎて照れた。
美琴
すごいねっ✧*。( ´∩•͈ω•͈∩` )✧*。
拓真(タクマ)
だ、だろぉ(*`ω´*)ドヤッ
危ねー美琴可愛すぎだろ…バレるよー
美琴
拓真?どうしたの?早く探そ!
拓真(タクマ)
うん!
俺らはガサゴソと倉庫を捜索した
美琴
あっ!!!
拓真(タクマ)
どうした?美琴
美琴
見て!この奥に鏡があるの!
拓真(タクマ)
えぇ?
俺は美琴と同じ目線にしゃがんだ、すると奥の方にキラリと光る鏡を見つけた
美琴
でも、あたしこの鏡の力に遮られて入れないの…拓真取れる?
俺が「うん!」と言おうとした瞬間に
ばあちゃん
拓真?ここにいるの?客よ?
拓真(タクマ)
え?
俺が走っていくと知らない女と男がいた
拓真(タクマ)
あの…誰ですか?
亜夜《アヤ》
あたしゃアヤよ。ここにいる美琴とか言う人形を探しに来たの
真砂
俺はまさだ
俺は危ない予感がした
亜夜《アヤ》
ここにいる"日本人形"は呪い人形と呼ばれてるのよ
拓真(タクマ)
呪い…人形?
真砂
あぁ、その人形は俺らにとって大事なんだ
拓真(タクマ)
けど…美琴は渡さない!
亜夜《アヤ》
フッ!チビがよく言うよ!
拓真(タクマ)
俺は美琴と一緒にいる!
その頃美琴は建物の影に隠れ潜んでいた
美琴
拓真…
亜夜《アヤ》
あのねぇ!美琴はウチらのもんなの!
拓真(タクマ)
違う!美琴は何年も何年もばあちゃん家に住んでるんだ!美琴はこの家の家族だ!
じいちゃん
またあんた達かい?
亜夜《アヤ》
クッ!邪魔者が入ったね!真砂帰るよ!
真砂
あ、あぁ…
ばあちゃん
相変わらず強いねぇ。じいさんは
じいちゃん
そうでもないわい
拓真(タクマ)
い、今何が起こったんだ…
じいちゃんの周りに蒼いオーラ的なのが出てたぞ…
じいちゃん
わしか?ホォッホォッホォッ見てろー
瞬く間に銀狐になったじいちゃんは綺麗な青のオーラを漂わせていた
美琴
相変わらずだね!銀さんは
拓真(タクマ)
美琴も知ってたの?
美琴
えぇ、おばあちゃんも出来るわよね?
ばあちゃん
あらま、ばらされちゃった(*ˊᵕˋ*)
ふんわり翠色の光が身をまとってなったのは、綺麗な兎。
美琴
この力は、私もあるし、拓真にも拓真のお母さんにもお父さんにもある力。自分だけの動物を決めれば出来るのよ。(*ˊᵕˋ*)けれど私は呪いをかけられて出来なくなったわ
拓真(タクマ)
呪い?

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