第8話

美琴の呪い~Part2~
39
2017/11/18 13:55
拓真(タクマ)
呪い?
美琴
そうよ…(´・ω・`๑)
ばあちゃん
ピンッ!貴方達、家に入りなさい危ないわ
拓真(タクマ)
う、うん分かった!
俺らは家に入って隠れた。
美琴
ここで話してもいい?
ここは家の秘密部屋。
拓真(タクマ)
あぁいいよ
美琴
私は、とても強い動物妖だった。昔はこの力を使ってたくさんの人を助ける仕事をしていたわ。
拓真(タクマ)
どうぶつあやかし?そんな仕事あったのか?
美琴
えぇ、それで私は強すぎて周りに狙われていた。
美琴
そして、今日来た亜夜と真砂の先祖、哀と宗に力を鏡に閉じ込められ、呪い人形として体を奪われたの。
拓真(タクマ)
そんな酷いことが…
美琴
そしてこの家に辿り着いた。拓真のおじいちゃんとおばあちゃんはその動物妖の力のせいであまり病気にならないわ
じいちゃん
無事だったか?
秘密部屋に来たじいちゃんが言う
じいちゃん
美琴と拓真が呼ばれている。
拓真(タクマ)
分かった。今いくよ…
拓真(タクマ)
美琴?行こう。大丈夫!
そっと抱きかかえて連れていった
亜夜《アヤ》
来たかい。拓真、美琴
真砂
フッ!
こいつらも動物妖みたいだった。狼と黒猫。どっちも真っ黒だった
亜夜《アヤ》
そいつをよこしな
拓真(タクマ)
嫌だ!!美琴は渡さない!
真砂
わがままな奴め、これでどうだっ!
俺らの周りをいきなり竜巻が襲った
拓真(タクマ)
わあっ!
俺の手から美琴が離れていく
拓真(タクマ)
美琴!
気付いた時には美琴は気を失い真砂の手にいた
拓真(タクマ)
美琴を返せっ!
亜夜《アヤ》
取れるものなら取ってみなさい
拓真(タクマ)
うわーっ!!
がむしゃらに殴りかかった
何度も繰り返すうちに体は傷だらけになった
だがその時体の中から得体の知れない力が湧き出てくるのを感じた
俺の体を紺色の光が包む
拓真(タクマ)
なんだ!!これは!?

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