sideがないとわかりにくいと思うんで、side書いていきます!
あなたside
ライブの2日目も、3日目も、その次もと、最終日までアンチはあった。
わかってた。嵐に入ることは簡単じゃないって。でもね、正直に言うとね…
今、とっても苦しいんだ。
嵐のみんなはね、私のことを必要としてくれてる。私を必要としてくれてるファンの人達もいる。
でも、もう耐えられないよ…自分ではわかってたつもりだった。でも、こんなに辛いとは思ってなかった。
辛い…辛いよ。
最終日、何があったのかと言うと────
前半はいつもと同じ。悪口言われて、うちわに嫌なこと書かれて。
でも、ここまでは良かった。
問題なのは後半だ。
私は、いつも通り歌って踊っていた。
そしたら、ある客から何かが飛んできた。
飲みかけのペットボトル。
ビックリしすぎて、歌詞も踊りも全部飛んじゃった。
嵐のみんなも
「え?」
という反応をしながらも必死に歌って踊っていた。
私も歌い出そうと思った時、
色んなところから、物が飛んできた。
悪口が書かれたうちわ。ペンライト。
私は耐えられなくなって、その場に座りこんでしまった。
それをみた嵐のみんなが駆けつけたが、そのせいで、客が投げたペットボトルとペンライトが和くんと雅紀くんに当たってしまった。
私は、それをみて、涙が出てしまった。
ごめん。ごめんね。私のせいでみんなまで巻き込んで。ほんとにごめん。
私をみて潤くんがファンに向かって
「お前らさ、いい加減にしてくれる?様子みてたらさ、なにやってんの?そんなにあなたが嫌?だったらライブ来ないでくれる?迷惑なの。あなたのライブをぶち壊しやがって。ふざけんじゃねーよ。そんなんで俺らのファンか?俺らのファンだったらメンバーを傷つけることなんてしないよな?なに?あなたは嵐じゃないって思ってんの?は?だったら俺らのファンやめてくれる?そんなんで応援されても困るんですけど。」
と言ってくれた。
翔くんも
「ホントだよ。こんなことして俺らのファンとか言わないよね?あなたのどこが嫌か知らないけどさ、やりすぎだと思わないの?ねぇ?わかってる?自分達がしたこと。もう、あなたのこと傷つけないで。あなたが嫌いなら嵐ファンやめて。」
和くんも
「お前ら調子乗ってんじゃねーよ。こんなことまでして。これで怪我したら責任とれるの?とれないよね?何でそんなことするの?俺らずーっと黙ってたけどさ、気づいてたからね。普通に。ライブ初日から。もっと酷くなったら困ると思って言わないでいたらさ、は?もっと酷くなってんじゃん。そういうの人権侵害って言うんだよ。楽しんでる人の気持ち考えてんの?そんなことするためにライブきたんだったら落選した人に譲って。そして、今後一切ライブを申し込まないでください。」
雅紀くんも
「へぇー。まさかここまでするとはねぇ。思ってなかったよ。俺らのファンってこんな最低なことするんだね。こんな酷いことするんだったら嵐のファンにならなくていいです。さようなら。」
智くんまで
「お前らにとっては邪魔な存在かもしれないけどさ、俺らにとってはもう居なきゃいけない存在なんだよ!ジャニーズに女性がいて何が悪い。お前らだって内心ジャニーズ入りたいとか思ってんだろ?自分はよくてあなたはダメなのかよ。それって自己中っていうんだよ。こんなことしたやつマジで許さないから。」
みんな聞いたことのない口調で怒っていた。
ものを投げた女性陣はうつむいていた。どう思っているかは知らないけど、大好きな人にこんな言葉を言われたら、さすがにやらないだろう。
最終日はアンチのせいで後半がほとんど潰れ、最悪の日となった。
あなた「ごめん。みんな。私のためにありがとう」
雅「だーかーら!なんであなたが謝ってるの?笑あなたは悪くないよ!そして、今日俺らがギャフンと言ったからもう大丈夫だよ!」
あなた「でも、私のせいで和くんと雅紀くんに怪我させちゃった…」
和「あ~、これ?こんなの大したことないよ笑当たった時は結構痛かったけど、今はあざになってるだけだし笑しかもあなたのせいじゃないから笑」
潤「マジあいつら頭にくる。俺らのファン辞めてくれないかなー?」
智「松潤超怖かったよねあの時笑」
翔「いや、大野さんも充分怖かったよ笑」
智「え?そう?」
和「一番怖かったと思うよ笑」
雅「普段怒らない人が本気で怒ると超怖いよね笑」
潤「俺ちょっとシャワー浴びてくる笑」
嵐-潤あなた「はーい」
あなた「私今日疲れたからもう帰るね」
雅「あ、うん、わかった」
翔「気をつけてね」
あなた「うん。お疲れ様。」
嵐-あなた潤「お疲れ様ー」
雅「あなた…。何もなければいいけど。」
智「どういうこと?」
雅「だって、今日あんなことされて。精神的に病まなければいいなって思って」
翔「あなたは抱えこんじゃうから今とっても辛いと思うよ。人に迷惑かけられない人だから。」
雅「迷惑かけたって全然いいのに…」
和「それができないんですよ。自分のせいでみんなまで巻き込むってことがあなたにとって一番嫌なんですよきっと」
雅「でも、それだとなんも解決しないよ」
翔「俺らから無理矢理聞き出すのもあなたを傷つけるだけだし」
智「とりあえず、あなたの様子をみて、ヤバそうだったら無理矢理でも話聞こう」
翔雅和「そうだね」
これで終わるといいな。
そう思っても、やっぱり終わらなかった…
ねぇ。いつになったら辞めてくれるの?私を受け入れてくれるの?
🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹
次回は出ないかもとか言っといて出てすみません!まさか昨日グッズ発表があるとは思わず、話したくなっちゃいました笑
グッズめっちゃ良くないですか?全部欲しいんですけど笑でもお金が一瞬のように消えていく…笑 福沢諭吉さーん、行かないでー笑
期末の勉強一切してません!笑ワーク類がさすがにヤバそうなので、ワーク類がひとまず進んだら更新します!
さぁ、あなたはどうなるんでしょうね。まだアンチが続くのか。それともまた何か事件があるのか。楽しみにしていてください!
以上作者でした!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。