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第2話

出会ってしまった恋の人
186
2017/11/14 22:56
マサイ
あれ、君……
め、目の前にあの本物のマサイがいる!やばい!もう心臓が張り裂けそう!
あなた

は、はは、初めまして!し、シンジンユーチューバーノあなたデ、デス

緊張しすぎてカクカクになってしまった。
今の私は顔が真っ赤だろう。だって顔が熱い
マサイ
だ、大丈夫?
あなた

は、はいっ!大丈夫で、です

シルク
どーしたー?
と、顔を覗かせるシルクさん
シルク
おー、マサイ。来たか〜
マサイ
あ、この子……
シルク
そうそう。今日、コラボする、新人Youtuberのあなたさんだよ
マサイ
この子が……あ、ごめんね。俺はマサイ。よろしく
あなた

はい!存じ上げております……

シルク
じゃあ撮影の準備しちゃう?
マサイ
そうだね。
シルク
どうぞ。汚いけど
あなた

あっ、いえ。お邪魔します……

もう入ってんのになにいってんの私…………
そうして皆さんが準備してる間ずっと隅で立ち尽くすんでいた私
ンダホ
座ってていいですよ?
あなた

あ、ありがとうございます。立ってます

といって3分後……
シルク
撮影始めるんでルナさんアイちゃんあなたさんはカメラ外に
ルナ
ルナ
うーい
アイ
アイ
りょうかいちゃん
あなた

は、はい!

ー撮影開始ー
シルク
どうも!シルク
モトキ
モトキ
ンダホ
ンダァホ!
マサイ
ンマァサァイン
シルク
マァサァインって誰なんだよwww
Fischer's全員
www
シルク
今日は!ね
ンダホ
はい!
モトキ
なんすか
シルク
またあの人達が来ましたよ?
ンダホ
おおぉー
マサイ
あの人達とは
モトキ
www
シルク
はい!妖怪退治屋、ルナさんとアイさんでーーす!
ルナさんとアイさんは慣れたように入っていく
アイ
アイ
いえーーい!どーもー!
ルナ
ルナ
……
アイ
アイ
妖怪退治屋、アイでぇーーす!
ルナ
ルナ
妖怪退治屋、ルナ
シルク
えー、今日はね、これだけじゃないんですよねー。 ね?ルナさん
ルナ
ルナ
バトンタッチ受けましたー。
はい。今日は、俺が見つけてきた気になる新人Youtuberさんを連れてきてみました
ンダホ
おおっ!
アイ
アイ
どーぞー!
全員
《パチパチパチ》
盛大な拍手を受けて、プレッシャーを受けながらぎこちなく登場。
あなた

し、新人Youtuberのあなたでしゅ

や、やばい!緊張して噛んだ!!
恥っずぅぅぅ
全員
www
アイ
アイ
緊張しちゃってるんだねw
ルナ
ルナ
で、この新人Youtuberあなたに、俺達妖怪退治屋と、Fischer'sから、Youtuberを始めたきっかけから何から何まで答えられる限り答えてもらおうと。
マサイ
なるほど
シルク
じゃあ、退治屋さんから
アイ
アイ
じゃあ私ね!あなたちゃん、好きな男性のタイプは!?
あなた

え、ええ!?

ンダホ
まさかの質問www
モトキ
あんまりいないよね。初めての質問男性のタイプって
アイ
アイ
えー?ウソー?私意外と聞いちゃうかも
シルク
それが女の人ってことなのか
マサイ
アイちゃんが外れてるだけじゃない?
アイ
アイ
違うし!マサイひどいー!
ルナ
ルナ
それで、答えられるか?
あなた

え?あ、ええと……タイプは……

頭の中にはマサイでいっぱいだ
あなた

…………外国系の顔……?

アイ
アイ
おおぉー!なるほどねー!!
ルナ
ルナ
はい次俺
アイ
アイ
ちょ!ルナー
ルナ
ルナ
なんであなたは一人で始めようと思ったんだ?
その時、学生時代を思い出した

友達がいなかったあの時代
友達にハブられてたあの時代……
あなた

え、えっと、周りがみんな忙しかった、みたいで

ルナ
ルナ
なるほどな。次。シルク
シルク
俺!?……じゃー。なんで俺達みたいなギャグ方面にしたの?
結構女性の方って美容とか多いじゃん
あなた

そうですね……私、美容とかあんまりで……w
昔は笑われキャラだったんで、それで……

笑われてたのは別の意味でだけど
全員
へぇー
シルク
次はー、じゃあモトキ
モトキ
どうしてあなたって名前にしたんですか?
なんか、1人でもなんとかチャンネルとかあるじゃないですか
あなた

……なんか、考えるより先にやりたいって言う気持ちが強くて……決める暇がなかったってことも言えます。

シルク
なるほど
ンダホ
じゃー、俺行きます!
好きな食べ物はなんですか
シルク
ええええええ!?wwwwww
全員
大爆笑
マサイ
ここに来て飯かよ!
ンダホ
だって思いつかなかったんだもんwww
あなた

えっ、えっと……(苦笑)
好きな食べ物は……強いてキュウリです

全員
!?!?!?
ンダホ
キュウリ!?!?
シルク
へぇ……
モトキ
珍しいね
アイ
アイ
ルナ
ルナ
ラストマサイ
マサイ
いぇ
《ドクン》
心臓が一瞬止まったような気がした

あのマサイが、私に質問してくれる…………

正気を保つのが精一杯だった
マサイ
どうして───

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