第21話

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2017/12/07 10:43

聞こえてくる甘やかな声に、俺は理性を保っていられるはずもなく。


「…ま、って…待って…」


彼女の両手は予想以上に簡単に、片手で抑えることが出来た。

空いた右手で緩く結ばれたネクタイを解き、ブラウスのボタンを毟るかのように乱暴に外していく。

体を捩って抵抗を試みる彼女の努力も虚しく、花柄の刺繍が施された純白の下着は姿を現した。


「…っ、や…ぁ、…ゆ…すけっ…」


透けるような白い肌に口づけながら、最後の砦を壊す。
ホックが前にあったせいで、即座に露になったその場所。

すっかり“女”になったそこは、決して高校生のものとは思えない。


「あ…っ、ぅ…ん……んんっ…」


柔らかな膨らみを揉みしだきながら、あなたの唇を奪う。

回数を重ねる度に彼女も慣れてきたようで、今ではすっかりぎこちなさも無くなった。


それを教え込んだのが自分であると思うと ひどく興奮してしまうのだから、俺は多分もう末期なのだろう。




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