〜あなたside〜
キス・・・騒動的なのから一日。
今日も旭飛と登校・・・。
ぎこちない・・・。
めっちゃドキドキするし・・・。
なんか、無言だし。
旭飛の癖が今出た。
自信の無い時に無言の後の"か"。
私からキスしたか確かめるべきなのかなぁ。
いつもが恋しく感じるよ。
他愛会話が・・・。
無言って・・・ドキドキするけど・・・キュンの方のドキドキではない気がするな・・・これ。
女の子らしくない声とともにこけそうになる私。
転けてた
と思う。
旭飛が腕を引っ張ってくれなければ。
そう、私の親友恋白は怪力少女。
普通の男子なら投げ飛ばせると思う・・・
私は、ね?
旭飛が何か言いたげだったけど無視しちゃった・・・
それどころじゃなかったんだもん。
掴まれたとこがあつい。
ドキドキが止まらない。
昨日を思い出してしまう。
今多分私は赤面なんだろうな・・・
めっちゃ恥ずい
走りながら恋白が言う。
そりゃ軽くなるよ。
頭がはたらかない。
これじゃ授業が受けれないな・・・
それまでにこのドキドキを止めないと・・・
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。