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第17話

恋は身体まで蝕むのかな
〜あなたside〜
さくちゃんとの会話で頭がいっぱいで感じてなかったけど、


足がすごく痛い。

立ちっぱだからかな

あ、早くしないと旭飛に置いていかれる・・・








変に焦っていた私は松葉杖を上手くつくことが出来ず・・・




ガシャンッ!



あなた

いた・・・

屋上でただ1人、転けた。


周りに人はいない



つまり手を貸してくれる人がいないのだ。



私は座ったまま、手のかけられるところまで行き、一人で立つ。



マンガの世界なら、ここで誰かが、助けてくれるんだろうな・・・なんて思いながら。




旭飛はもう帰ったかな。


それとも部活に行った?


下からは陸部やサッカー、野球部の掛け声。



少し夏に向けたジメッとした風は私の心模様のよう。
あなた

教室、見るだけ見てみよ・・・。

階段を下がるのは危なかった。

またコケるんじゃないかと思うほど。


自分のクラスに行き、誰かいるかと覗けば・・・
あなた

夏帆ちゃん・・・と旭飛・・・

まただ。


前みたい。

あ、でも・・・旭飛寝てるっぽい。



寝ている旭飛の顔に夏帆ちゃんの顔が近づいて・・・
増田 夏帆
増田 夏帆
旭飛くん・・・好きだよ・・・。
小さなリップ音と共に夏帆ちゃんの顔が止まった。


数分後、顔を赤くした夏帆ちゃんが私に気づかずに教室から出てった。


旭飛はまだ寝ている。



もし、さっきのが旭飛のファーストキスだとしたら・・・


前の事故キスが、、ほんとは当たってなかったとしたら・・・
あなた

・・・私なんでこんな事考えてるんだろう。

ひどいよね。

だって、夏帆ちゃんだって恋してるんだもん。

仕方ないよ。

旭飛が夏帆ちゃんのこと好きなら、夏帆ちゃんとでもいいはずなのに。





















こういうこと考える度、足もじんじんしてくる。


恋は心だけでなく、身体まで蝕むのかな。



















私は教室に入り、旭飛の隣の席に座った。


そのまま、旭飛が起きるまで、自分も寝てしまっていた・・・。