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第49話

断念
時雨 旭飛
時雨 旭飛
おはよ
その声で重たい瞼が開く。

目を開くと、さっきと同じ位置に旭飛がいる。




























あ、そーいえば、

私の告白どうなった?!

まさかのスルー?

いや、それはないよね?

えっと、一応・・・言う?
あなた

おはよう。あのね、旭飛

時雨 旭飛
時雨 旭飛
・・・ん?
ゆっくりと顔を上げ私を見つめる旭飛の顔がかっこよすぎて言葉が詰まった。
あなた

・・・あ、あのねっ・・・

言いたいのに、言えない。 


何を言いたいのかさえ、分からなくなった。


旭飛が心配そうに私の顔を覗く。
時雨 旭飛
時雨 旭飛
大丈夫か?
あなた

うん・・・

その表情に私の心は、揺れ続ける。

ふられたら、もうこんな近くてこの人の顔を見ることが出来ない。

一緒に帰られない。

一緒にいられない。

そうなるくらいなら私は、






















弱い私は、


告白を諦めてしまうのだ。
あなた

やっぱりなんでもない。

はにかんだ笑顔でごまかす。

彼は腑に落ちないとういうような顔だったけど、詮索はしてこなかった。
時雨 旭飛
時雨 旭飛
あ、なんか食べるか?
あなた

りんご。

時雨 旭飛
時雨 旭飛
わかった
あなた

うさぎ

時雨 旭飛
時雨 旭飛
うさぎは食わないよな!?
あなた

りんご、うさぎさん

時雨 旭飛
時雨 旭飛
うさぎ型のリンゴ?
あなた

うん

時雨 旭飛
時雨 旭飛
わかった、待ってて。
バタン───


扉が閉まり、部屋に1人になると、私は布団の中に潜り込んだ。

告白を断念したこと、

旭飛の顔をしっかりと見れなかったこと


後悔することなんて多過ぎで・・・


コンコン──


あれ?なんであの人がベランダの窓の外に?






























こんな時にも、刺客はやってくる。