口パクで幼馴染みが言ってくる。
いや、開けって・・・
あなたベランダ渡って来たんですが?
旭飛の部屋の目の前が貴方の部屋だからって・・・
普通来るか?
私は痛い頭を押さえ、ベランダの鍵を開けた。
翼は私を担ぎ旭飛の部屋を出た。
ベランダとベランダの距離は1メートルより少し長いくらい。
そこをひょいっと飛んでしまうのがこの人、小鳥遊さんなんですよ。
ニコリと微笑んで翼は部屋に入った。
カーテンを閉め、電気をつけた。
翼は私のことが好き・・・?
私は、旭飛のことが好き・・・
でも、今、告白されて心が凄く揺れてる。
翼は時間をくれてる。
言葉にして言ってくれた。
なら、私も考えてみようかな。
翼のこと。
なんか、ドキドキしてきたぁぁぁぁぁ!!
私を落ち着かせるように、にこやかに翼が言ってきた。
久しぶりの翼の家は昔とかわらない、私を落ち着かせるような香りでいっぱいだった。
翼のアピールが始まりましたね!
ここからどんどん翼入れてきますよー
個人的に翼好きです(笑)
あ、だからって翼にいいようにストーリー進めたり・・・
するつもりは無いですよ?
まだまだ終わらないと思いますが、よろしくお願いします!
あ、お気に入り登録数50人超えたことに一人感激する蒼月でした!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。