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第57話

ずぶ濡れの彼女②
翼side
小鳥遊  翼
小鳥遊 翼
お前っ・・・なにがあったやっ?!
あなたに急いで近づくと、その前には空の三つのバケツ。

目の前には濡れた教科書と体操服。
あなた

こぼしちゃった・・・はは・・・

そんな顔すんなや。

なんであいつら庇うねん。

お前、いじめられとったんか。

なんで、教えてくれへんかったん?

旭飛とかにでも、、言えばええやん。
小鳥遊  翼
小鳥遊 翼
あなた・・・嘘つくなって・・・
あなた

嘘じゃないよ・・・

小鳥遊  翼
小鳥遊 翼
あなた・・・
あなた

た、すく?

無意識に俺は、あなたを抱きしめていた。

理由なんて分からへんけど、

何故か、抱きしめたかった。

この、今にも壊れてちってしまいそうな、、彼女を。
あなた

濡れるよ・・・?

ほら、こんな時にも俺の心配なんかして、、


自分めっちゃ濡れてるくせに・・・
小鳥遊  翼
小鳥遊 翼
お前も濡れてるやん
あなた

これは・・・自業自得っていうか・・・

小鳥遊  翼
小鳥遊 翼
あの四人にされたんやろ・・・嘘つくなや。
あなた

・・・知ってたの?

小鳥遊  翼
小鳥遊 翼
アイツらとすこし話した時に気づいた。
あなた

頭いいね。

彼女は俺を抱き締め返した。

キツく。強く。
小鳥遊  翼
小鳥遊 翼
寒いな。俺のジャージ、さっき着たので良かったら貸すけど?
あなた

ありがとう・・・ごめんね。

小鳥遊  翼
小鳥遊 翼
なんでお前があやまんねん。これはおっとき。すぐとってきたるさかい、少し待っとけよ。
あなた

うん・・・ありがとう

彼女は俺に笑顔を向けた。

それが作り笑顔な事くらい今の俺にでもわかる。

だから、一刻も早く彼女に本当の笑顔を見せてほしい。

そのために、俺が今出来ることをする。


今は、そんなことしか、俺にはできねぇから。