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第1話

Yamada's side
845
2017/11/16 14:22
Hey!Say !JUMPってほんとにいい奴らだなって改めて思った。
センターの俺が声が出なくなるかもって知っても、みんな俺に対しての態度を変えずにいた。
それはうれしかった。 でも...。
何人かで飲んでて俺が席を外すと、急にツンとなる雰囲気が俺は嫌だった。
そのたびに何度も、みんなが俺に気を使ってることを思い知らされた。
あの大ちゃんですら、この世の終わりみたいな顔してさ。
ホント、笑える...。
まぁ、大ちゃんの話はともかく、俺はいつ自分の声が出なくなるか不安で仕方なかった。
きっと俺の声が出なくなればみんなに迷惑をかける。
JUMPとして活動できなければ、俺は死んだも同然だ。
JUMPの存在は、俺にとって1つの心の支えだった。
だから、絶対この声は守り抜こう。
そう決意して1週間後....。
俺は倒れて病院に運ばれた。




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