Hey!Say !JUMPってほんとにいい奴らだなって改めて思った。
センターの俺が声が出なくなるかもって知っても、みんな俺に対しての態度を変えずにいた。
それはうれしかった。 でも...。
何人かで飲んでて俺が席を外すと、急にツンとなる雰囲気が俺は嫌だった。
そのたびに何度も、みんなが俺に気を使ってることを思い知らされた。
あの大ちゃんですら、この世の終わりみたいな顔してさ。
ホント、笑える...。
まぁ、大ちゃんの話はともかく、俺はいつ自分の声が出なくなるか不安で仕方なかった。
きっと俺の声が出なくなればみんなに迷惑をかける。
JUMPとして活動できなければ、俺は死んだも同然だ。
JUMPの存在は、俺にとって1つの心の支えだった。
だから、絶対この声は守り抜こう。
そう決意して1週間後....。
俺は倒れて病院に運ばれた。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。