第58話

Chapter 58
5,228
2017/12/29 09:14
次の日

「おはよー。」

私は千紗に言う。

「おは…よ…。」

振り返りながらいい、私の顔を見た途端、驚いていた。

「どうしたのあなた!目、すっごい腫れてるじゃん!」

「あはは、そうなんだよねー」

私も、朝起きて鏡を見たとき驚いた。

まぁ、昨日あれだけ泣いたらそうなるか。

これでも少しは治まった方なんだけど、、

「何したの?」

「んー、今日部活ある?」

「今日は無いけど。」

「良かった。放課後に話聞いてくれる?」

私は笑ったつもりだけど、下手くそな笑顔だったみたい。

「わかった、」

と、言った千紗は何か重要なことがあったんだな。と言うことを悟ってくれた。

「ありがとう。」


キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴り、みんなが座る。

すると、先生が入ってきた。

ズキン

先生を見ると心が苦しくなる。

「きりーつ!きをつけー!れいー!」

『おはようございます。』

「はい、おはよーございます。いよいよ、文化祭が明後日になりました!

各自準備を進めるようにしてください。」

『はーい。』

みんなが元気よく返事をする。

あー、どうしよう。

先生の顔見れないよ…。

私はじっと自分の机を見つめる。

「ふぅ。」

細く息を吐く。


早く終われー!早く終われー!

私はそう願いながらホームルームを過ごした。






ーさなからー

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ありがとうございます😊

気づいたらなっていて、本当に嬉しいです!

もう少ししたらまた面白くなっていくので、

これからもよろしくお願いします✨

お気に入り解除されると悲しいです😢笑

お願いだから、先生との恋愛を見守ってー!笑

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