第101話

バレンタインデー
4,501
2018/02/15 09:55
あなた

せんせー!

先生
ん?
ソファでくつろいでいる先生は、こちらを見る。
あなた

今日はなんの日でしょうか〜?

先生
え、なんだっけ?


そう言い、先生は考え込むと、ハッと顔を上げた。


ふふっ…気づいたかなぁ〜


先生
も、もしかして。
今日お前の誕生日…?
あなた

違うよ!バレンタインだよ!

流石に誕生日くらい覚えててよね!!
先生
あぁ、そっか。
今日は14日か。
あなた

はいっ、どーぞー!

私は、チョコの入って紙袋を渡す。
先生
おう、サンキュ。
そう言って、笑ってくれた。


うわぁ。こういう笑顔は最強だよねぇ。
先生
食べていい?
あなた

いいよ〜

先生は、チョコを一粒口の中に入れた。
あなた

どう?美味しい??

私は、先生の隣に腰を下ろす。
先生
うん、美味い。
あなた

いぇーい!

良かった〜

頑張って作ったかいがあるよね〜
先生
「好きです!」みたいな告白はないの?
あなた

え?

そんな事全然考えてなかったけど…
あなた

何?言って欲しいの〜??

私はふざけて言って見た。
先生
うん。
…ええええええ!?


ちょ、待ってよ。


聞いたこっちが恥ずかしくなるじゃん!!


私は、顔に熱を帯びていくのを感じた。
先生
なんでお前が照れてんだよ。
あなた

だって、「うん」って素直に言うとは思ってなかったから…

語尾がだんだん小さくなっていく。


そして、先生は私を見つめてくる。


…言えって事だよね?
あなた

…好き……です。

あぁ、もう恥ずかしい…けど、、





あんまり、こう言う機会なんてないし…





もう、こうなったら!!




やけくそで言いまくっちゃえ!!!
あなた

好き!大好きだよ、ばかっ、!!
いつも素っ気ないのに、優しくなったり、フッて微笑んだり、甘えて来たり、
しかもおまけにカッコいいし、もうなんか声とかも良いし、あと…






そこまで言った時、先生からキスをされた。





あなた

んっ…

そして、顔が離れる。


私は、もう恥ずかしくて爆発寸前。


私は先生と顔を合わせられずに俯いた。




すると、先生は私の顔を覗き込んでまたキスをして来た。



今回のは、深いキス…。





甘い…





チョコ食べてたからかな?





きっとそれだけじゃないだろうけど…









次はホワイトデー。




その時は先生に私の好きな所言ってもらおう。




幸せ…




そう思いながら、今の幸せを噛み締めた。

ーさなからー

おはようございます!こんにちは!こんばんは!

さなです!


バレンタイン…結構前に書き終わってたんですけど、忘れてましたああああ!!!

すいません…💦


んー。次は、ホワイトデーか、もしくはその前に何か出す予定ですのでよろしくお願いします💗


ではでは〜👋

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