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第1話

はじめて
9,455
2017/11/17 12:39

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はじめて


名前変換
フォロワー限定公開 2017-11-06 21:59:49 7166views 15favs




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「…じょんぐく、」


『誰だと思ったら名前?びっくり…どうした?』








この一週間最愛の彼氏のジョングクは仕事で海外に行っていて時差があり連絡も取れることが無くただ寂しく部屋に籠る日々が続いていた






最初は1人でも大丈夫かなと余裕を感じていたけれど日にちが過ぎていくと共に寂しさが増していき内緒でジョングクの同期のジミンにホテルの場所を聞き遥々キャリーケースを片手に部屋に足を踏み入れた







「何で来たか分かる?」


『寂しかったからでしょ?顔に書いてあるよ』


「…正解!」







ジョングクは私を優しく抱き締めると久々に肌で感じる大好きな香り。それはずっと寂しかった気持ちが一瞬にして消えてしまう程






ジョングクに手招きされて部屋の中に入っていくと途中目に入った掛け時計。観光した帰りに寄ろうとしたから既に18時を指していて帰りの飛行機もあるしもっと早く行けば良かったと少し後悔した







「意外と綺麗に使ってるじゃん…部屋」


『意外ってなんだし〜、笑』


「だっていつも部屋汚いじゃん?」


『それは言えてる』






ソファーに腰を掛けキャリーから箱を取り出すとベットに寝転がっているジョングクに投げる。するとキャッチしたジョングクはドヤ顔をしながら『とったどー』なんて言ってくるのだから可愛くて仕方が無い






『ねえ、名前…これ何?』


「開けてみて!ジョングク」






ジョングクは箱に掛かったリボンを解くと取り出したのは一つのネックレス。前欲しいって言ってたから奮発して買ってきちゃった









『待って、俺仕事頑張って良かったんだけど…。まさか名前が来てくれるなんて事も予想しなかったしずっと欲しかったネックレスもくれるなんて思ってもいなかったし。幸せ』









ジョングクはベットにうつ伏せて喜んでいるのだから可愛くてソファーから立ち上がると上に容赦無く飛び乗った







『うっ、お前体重増えたでしょ。いてーよ』


「寂しくてヤケ食いした結果だよ」






2人で笑いあったり充実した数分間を過ごしていると時計の針は既に飛行機の予定時間が徐々に迫っていた
楽しい時間は無駄に早く過ぎちゃうから再び寂しさを感じてしまう







「ジョングク…そろそろ飛行機の時間なんだ。帰らなきゃ。明後日帰ってくるんだよね首長くして待ってるからね!」






帰ろうとキャリーケースに手を伸ばすと後ろから突然大好きな香りが私を包み込んだ。抱き締められていると分かる時間はそう掛からなかった










「…じょ、んぐく?」


『ねえ、名前帰るの本当に』


「飛行機…来ちゃうから」


『俺、寂しいよ。あと2日間もたないわ絶対』






ジョングクはそう言うと一層抱き締める力を強くして行かないでと私に必死に問い掛ける。そう言われると自分だって帰りたく無くなってしまう










私の体をくるりと回転させジョングクと目が合う状態になると肩に手を置き口を開いた
















『ごめん、帰したくない』










「私だって帰りたくないもん…でも、飛行機は」


『俺がどうにかするからここに居てよ』








ジョングクは私の頭に手を置きぐいっと引き寄せると唇を塞いだ。唇から伝わる熱は熱くてすぐに蕩けてしまいそうだ。








「…じゃあ今日は帰らない」


『やった。』







顔一杯に笑みを浮かべると再び顔を引き寄せキスを落とす。角度を変えたりしながらわざとリップ音を立てるのだから狡い






気付いたら蕩けるようなディープキスをしていて白いダブルベッドに体を沈めていた。ジョングクの手は服越しから膨らみを擦っていた




ジョングクと付き合ってこんな雰囲気になるのは初めてで膨らみを少し触られるだけで体が震えてしまう。本当に今日私は初めてを迎えてしまうのかな















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「あっ、…んっ」


『怖がらなくて大丈夫だから』






ジョングクはスカートの裾から手を伸ばしていき辿り着いた下着。そこに指を侵入させていくと程良く感じ濡れている秘部に指を1本ゆっくりと入れていった





ゆっくりと中を掻き乱していくと粘り気の混ざった音が部屋に響き渡り恥ずかしさが私を襲う。でもジョングクは『大丈夫だから』とフォローしてくれた




何度も出し入れを続けていくと変なものがグイグイと押し寄せていく感覚がしてジョングクの袖をぎゅっと強く握った








「変なのっ、、がっ…くる」


『イケるかな?力抜いて…そう、いい感じ』





その一言が耳をすり抜けた時視界が真っ白になりジョングクは私の頭を撫でた







『いけたね、じゃあ…そろそろ良いかな?俺も』


「…うん、」









ジョングクはズボンを脱ぐと退任具を被せ私に体をぐいっと引き寄せ自身を秘部に擦り当てるとゆっくりと中に入れていく。やっと一つになれたんだと私は顔を上げてジョングクにキスを1度落とした









『動くね、痛かったら殴っていいから』






ジョングクは腰をゆるゆると動かしていく。自身は奥へ奥へと入っていき変な快感が私を襲う。一定のスピードで動かし時には唇を塞ぎながら。







「あぁ…んっう、きも、っち」


『よかったっ、いたくないっ?』


「うんっ、…!」





またさっきの何かが押し寄せる感じがして徐々に視界が薄れていく。するとジョングクは腰の動きを早めると同時に絶頂を達してベットに倒れ込んだ










『俺が名前のはじめてで良かった。大好きだから』








ジョングクは私に口付けをすると頭を撫でながら微笑んだ


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