(ガチャ)
ジョングクの家に着いた。ものすごく広い…。
(嘘だ。テテ先輩とジミン先輩はいつも優しくて、、頼りにしてる先輩だ。吸血鬼なわけ…)
理解できないままソファーに押し倒される。ジョングクは馬乗りになって私の手首を押さえている。
(あ、、そうだった。私はグクに呼ばれた時男に血を迫られてて…。そのお仕置きをされるんだ!!…ってことは。。)
血の気がサッと引く。
(たしかあの時、ジョングクはルールを破った場合は、骨以外のすべてを食うかなんとかって…。)
ジョングクは片手で私の両手首を掴み、もう片方の手で目隠しをしてきた。
(あぁ、もうダメだ。殺される…。)
(チュッ…)
キ、キス?
困惑していると、またキスをする。
(チュッ…チュッ…チュッ…チュッ…)
離してはまたキス、離してはまたキスと、ついばむように繰り返す。
もどかしくて、もっと求めてしまう。
ジョングクが照れている。目隠しされててもわかるくらい動揺している。
そう言うと、ジョングクは私の乳房に触れた…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。