第7話

07.
316
2017/11/20 13:32
松木聡太side










テスト用紙を読む。テストには…









次の例文を英文にしなさい。


(1)ジョンは僕の友達です。

John ( ) ( ) ( )








ジョンは僕の友達です?
てか、ジョンって誰だよ、んなもん知るかよ~


次の問題に目をつける。








(2)ジョンは週に1回渋谷に行きます。









ジョンは週に1回渋谷に行きます?!


何?!週に1回渋谷…!
ジョン、何て大人なんだジョン!!!

俺も…俺も連れてってくれジョン!!









ワタル「聡ちゃん、」

聡太「ん?」

ワタル「テスト…」

聡太「んぉ…」









それから、真剣に問題に取り組むも
はじめの時間をロスしてしまった為、
最後まで終わりそうにない。






ど、ど、どうしよ…






先生「そろそろ良いだろ、後ろから集めて」






え、、嘘だろ…?
まだ終わってねぇよ…




隣を見ると、ワタは出来たよとグーサイン。





俺はまだ…!






聡太「わ、あ…ちょ、ちょっと」







前に向き直すと、テストはもうとられていた。





テストを全部回収し終わると…






先生「では、自己紹介からだ。
   まずは私からだ。私の名前は宇佐木!」






先生は、黒板に書きながら、
うーさーきー…と言って書いた。





宇佐木「今日から君たちの担任をすることになった。
    そして、英語を受け持つ。
    そして、私はこの通り字が大きい!
    そして…すぐに消す!」





いや、ホントに意味がわかんない。
…うざいな。確かにウザケンと呼ばれるはずだ。







宇佐木「そして、さっきのようにすぐにテストをする!
    そして、すぐに生徒を指す!!」







ウザケン先生は、俺を指した。
え、、俺?











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