第6話

自己紹介 Ver.奏音
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2017/11/18 08:01
どうしよう、どうしよう、どうしよう…
もう少しで私の番だ…
先生どうしよう、蓮どうしよう…

「次の生徒。自己紹介。」
「っ…!!」

ガタッと勢いよく立ってしまった。
一気に注目された…最悪、だ…。

「"笹野 奏音です。友達ができるように頑張ります。"」

やばいやばい…みんなの頭の上にクエッションマークが10個以上浮いてるよきっと!
けど…大丈夫…もう自己紹介は終わったから…
えと、次は海斗くん、かな?

「あ、雨宮 海斗…です…。部活頑張ります…。」

え…?声小さい…え?今喋った?
いや…喋らない私が言うことじゃないけど…
もしかして人見知り?
いやいや…私にはあんなにフレンドリーだったんだひそんなことはないはず…
でもさっき、僕は一人だからって言ってたよね…
って事は本当に人見知り?
それかコミュ障…?

……もう考えるのはやめよう。

「"大丈夫?"」
私は冷や汗をかいている海斗くんが心配になり紙切れを海斗くんの机の上に置いた。

「え?あ、うん。ありがと…(ニコッ」

笑ってる…なら大丈夫かな?
こんな人だけど…この人となら友達になれる、かもな…。

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