お母さんのこと忘れたのか…。
と言い、抱きついてきた。
大の大人なのに、こんな子供に抱きつかれて、頬が紅くなってしまった。
\ ガラガラガラガラ(( ドアを閉める音 ))/
動揺してしまい、少し大きな声を出してしまった。
\ ガラガラガラガラ /
💡 あなたside
生きててよかった。
先生と前みたいに話せてる。
誰?この女の人は。わたしとはどういう関係?
こわい。
先生どうしたのかな。
本当に誰かわからない。
と言い、わたしは勢いで先生に抱きついてしまった。先生の頬が紅い…?
そう答えてしまった。きっと、女の人を傷付けてしまったんだろうな。
\ ガラガラガラガラ /
どうしたのだろうか。個室を出て、ドアの前で話している。盗み聞きは趣味が悪いし…待っておこう。
5分くらいすると戻ってきた。女の人はどうやら帰ったみたい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。