そういうことで、
私と黒羽は放課後、
いわゆる雑用として使わされた。
もちろん話す話題なんてなく、
ただ黙々と作業をし続けるだけ。
私は元々、集中力があまりなく、
思いきって黒羽に話しかけた。
あなた ねえねえ、黒羽
亮 何?
お、返してくれた、無愛想だけど笑
あなた 先生、決め方雑じゃない?
するつもりなかったのに………
亮 ………………
え?ん?無視?
亮 まあ別に俺は何でもいいけど。
あなた え、そうなの?
こういう係、嫌なのだと思ってた。
なんか、意外な一面?
なんでも面倒で行事とか参加したくない人だと
勝手に思ってたから……………
すると____
亮 なあ。
あなた ん?
亮 なんでお前、そんなに怯えんの?
俺、別に何もしていけど。
それとも自意識過剰?笑
あなた はあ!?違います!
自意識過剰じゃないし!
あんた、睨みすぎだから!
怖いよ??
私がそう言うと、
黒羽が少し、悲しそうな顔をした。
気がした。
ダメなこと言ったかな…………
あなた え、なんかごめん、
傷ついた?
亮 は?傷つくわけないし笑
お前だって、般若みたいな顔、してるぞ。
あなた なんですって????
あー、やっぱり苦手だ。
何考えてるか、ほんとにわかんない
黒羽の取説とかあったらな………笑
そんなこともありつつ、
今日の分の雑用は全て片付けた。
─帰り道─
私は今、黒羽と一緒に帰っている。
なんでって?
それはちょっと前___
あなた うわ~、もう日、暮れてんじゃん
歩いて帰るのやだな~
門を出てすぐ私はそう言った。
すると、
亮 お前家どこ?
あなた おっきい図書館の方。
亮 送ってく。
まあお前みたいなやつ、
襲うやつとかいないと思うけど、
────────────────
で、今に至るわけですよ、
襲うやついないとか失礼にも程があるだろっ!
でも、黒羽は私をちゃんと家まで送ってくれた。
なんで?
口では失礼なことしか言わないくせに、
ほんとは優しいとか__?
ダメだ、わからん。
でも、ちょっと気になる______?
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みなさんこんにちは、
ナナバナナ改めSARA🌸です☺
全く投稿していなくて、
本当に本当にごめんなさい🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇
期待を裏切るようで、ほんとに
申し訳ないです。
それでもこれからも私の小説を
読んでくださるのなら、
すごく嬉しいです。
下手くそですが、よろしくお願いします🙇⤵
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!