第18話

💠💤Ⓜ️🌐🌀🔆〽️
536
2017/12/14 11:41
謎の少女
謎の少女
え?
俺
俺
だーから君は死にたい?
謎の少女
謎の少女
いいですよ
俺
俺
へえww
ふっ、こーゆう馬鹿に限って
殺される時に命乞いするんだよなー
顔を見るのが楽しみだなあ。
じーじ、おれ、本物の殺人鬼になるよ。
謎の少女
謎の少女
でも、、
謎の少女
謎の少女
痛いのは嫌です
俺
俺
、、、はあ?
何言ってんだ、こいつ。
気が抜けた。
本当にこの名の通り。
もう、怒りが消えた。
笑いが、こみ上げる。
俺
俺
殺人鬼を目の前にして言うセリフか爆笑
いつ以来だろうか、
"大笑い"、"心からの大笑い"なんて
ワクワクした。
この子なら、俺を変えてくれるんじゃないか。
この子なら、俺を"差別"してくれるんじゃないかって。
だから、今までのものを全部捨ててまで、その子を自分の家に連れて言った。
じーじと暮らしたあの家に。
"ユウ"と名乗るその少女は
俺が初めてあの家に踏み入った時と同じ反応をした。
・
・
・
「ユウが好き」と気づいてしまったのは、
多分あの時。
ユウが、「第一回お互いの思っていることを言い合おう?大会?」
の時のユウの言葉。
ユウ
私の中でサクはもう他人じゃないから
多分この時、、
いや、もしかしたら初めて会った時に、
俺はもう惚れてしまったのかもしれない。
正直、
「だれだれが好き」
「あなたを愛している」
なんて言っている周りの女どもや、男友達を今まで馬鹿にして来た建前、
気づいた時は何度も違う違うと言い聞かせた覚えがある。
だからこそ、
ユウ
私、ずっと兄妹が欲しかったの!
最近、サクのこと見ると変な気持ちだったんだけど、
理由がわかった!
こう言われた時。
母に、俺が大っ嫌いな父を「愛してるんだ」と言った時のことを思い出した。
やっぱり、俺は、そうなんだ。
誰も、差別をしてくれない。
・
・
・
俺
俺
ユウ!ピクニックって行ったことある?
ユウ
あると思うけど、覚えてないくらい前だなあ。
俺
俺
ないってことだよね???
ユウ
え、あー、まあ。
君の中に何かを残したくて。
君の初めてを俺がそばで見たくて。
俺
俺
じゃあ!明日行こっ
俺
俺
前買ったワンピースを着て!
ユウ
あ、明日!?

プリ小説オーディオドラマ