第19話

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2018/01/02 04:43
俺は本当に不幸に愛されているようだ。
ニュースキャスターの声。ユウの顔。
ついに来た。この時が。
来てしまった。この時が。
なんで今日なんだろう。
いつか来ると思ってた 

自殺しよう。
ユウには俺の心の中がわかってしまったのだろうか。
全てを見透かしたような目で「ついていく」と行って聞かない
俺はユウに生きていて欲しかった。
俺のぶんまで。だから、置いてくつもりだったのに、
ユウとともに向かった先は、
幼い頃一度だけ家族旅行をした時にきたホテル。
今はもう閉鎖されていて、
鍵なんかも付いていないのでこうゆう時に都合がいい。
まだマシな部屋に入る。
俺
俺
ごめんね、ユウ
本当に、ごめん。
でも、なぜかユウはこの言葉が聞こえてないかのように
考え込んでいた。
顔を赤く染めたかと思うと
ユウ
サク、好き
泣きながらユウが言う。
あまりに綺麗で、世の中にこんなにも尊くてこんなにも愛らしい生き物がいるなんて
必死に理性を保ち、
大人なふりをして。
俺
俺
俺もだよ、ユウ
妹なんかに思ったことなかった。
ユウ。好きだよ
ずっと見つめ合い続けたら、
ユウを押し倒してしまいそうで、
思わず抱きしめた。
強く。強く。
それからは、時間を惜しむように2人でたくさんの話をして、
俺が一番馬鹿にしていたと行っても過言ではないバカップルみたいな会話もして、
キスもした。
気づいたら朝になっていて、
警察がホテルの前まで来ていた。
最後にキスをして、
タラシって言われたけど、
俺なりの最大限のユウへの感謝を伝えて、自首をした。
警察官
暴れるんじゃないぞ
パトカーの中でふと景色が見える。
ああ、さっきまであった、自分とは違う熱がなくなったことに気づいて、
あの笑顔を、あの泣き顔をまた見たいと思ってしまって。
間も無く警察署のよくテレビで見ていた取調室に
入れられた。
警察官
君はあの時の。
そこにいたのは、ユウと初めてのデート(買い物)に行ったときにあった
甘党な警察官だ。この人のせいで喧嘩もしたっけww
あーあ。戻りたいな。
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警察官
じゃあ、あの女の子はただ誘拐されていただけで、
君が怖くて、助けを呼べず、助けも呼べず、、そんな状態だったと?
俺
俺
はい。彼女はただの被害者です。
警察官
僕があったときにはそうは見えなかったが、、?
俺
俺
全て俺の責任です。
彼女に罪はありません。
警察官
本当にいいのかい?
俺
俺
はい。
警察官
わかった。じゃあ、出ていきたまえ。
俺は一度礼をしてその部屋を出た。

その後の生活は本当に苦しかった。
家畜同様に働かされる毎日。
毎日ユウのことを思い出していた。
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・
間も無く、裁判が行われ、
俺は"死刑"になった
"怖くなかった"といえば嘘になるが、
それよりも、
"ああ、もうユウに会えないんだな"と言うのが1番の感想だった。
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2年後
警察官
おい、出てこい
さて、来たか。
ユウ、愛してる。

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