1ヶ月後
愛莉side
私は通信制の高校に通い始めた
共通する事がいっぱいあって
お友達も出来て楽しい
颯芽side
愛莉が居ない学校はどこか寂しい
でも、やっと平凡な毎日になった
ピコンッ
日和は愛莉のお父さん、お母さんにも
莉緒にも謝って
今では普通に過ごしてる
愛莉の事を話したりもしている
普通の友達になった.
愛莉が高校を転校する必要が
無かった気もするが
愛莉は愛莉なりに充実してるらしい
当たり前の存在を
当たり前に思わない
どれだけその人が大切か
まだ分からない
でも、一つだけ言えることがある
気持ちは伝えなきゃ分からない__
大好きだよ愛莉
ー放課後
手を繋ぐ
今日も私達は私達なりに
気持ちを伝える
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。