第13話

泣かせない

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2018/02/12 11:27

ドストエフスキーside

あなたは凄く気遣い屋です

私が苦い顔をしていると

あなた

ドストエフスキーさん？
大丈夫ですか？

と、心配をしてくれます

それに、自分が疲れたら私が止まってしまうと思って

あなた

ドストエフスキーさん‼︎
行きましょ‼︎

無理な笑顔を振りまく

最初は可哀想な小さい子供だと思っていた

だけど、彼女は無力じゃない

異能力は複数持ちだ

力という強さだけでなく

先ほどの件で自分の利益ではなく、命を選んだ

心もとても強い子だ

結果的には叩かれてしまったけれど

彼女はとても強い人だ

その彼女が、今、私に抱きついて泣き疲れて寝ている

フョードル・ドストエフスキー

あなた、何故貴方は強いのですか？
私は貴方のそばに居ても良いですか？

あなた

…ドスト…さ…ん

そうやって、私の服を強く握るから

フョードル・ドストエフスキー

…あなた
私は貴女の涙をもう見たくありません
だから…貴女をもう悲しくさせません

あなた

…有難う…ございます

フョードル・ドストエフスキー

此方こそですよ…
私のソーンツェ

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敦

こんにちは
今回出番がなかったので、本編の言葉の説明をしたいと思いますね‼︎

最後の
ソーンツェとは
ロシア語で直訳は太陽ですが、ここでは太陽のような人という意味で
『あなたがいないと生きれない』
みたいな使い方をされるそうです‼︎
作者さんは、愛しい人、ということで使っていますね‼︎

余談ですが、アメリカで、愛しい人はシュガー
と言ったりするらしいです‼︎

では、皆さん
次の話で僕は出るかまだ未定ですがあなたを取り返すように頑張りますね
これからもよろしくお願いしますヾ(๑╹◡╹)ﾉ"

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編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。