まぁ、正直どうでもいい。
基本 “どうでもいい“ で溢れてる。
だって、本当にどうでもいいんだもの。
もう、話すことも、触ることも、お姫様抱っこされることもないんだから…
「やっぱり…気になる」
こんな気持ちは初めてかもしれない。
無性に気になって仕方がないんだ。
見に行ってみようかな?
…クラス知らないや。
つくづく自分に呆れる。
「はぁ……」
こんな自分にため息をこぼしていると…
でた、めんどくさい奴。
本当に無理。
また、したくもない行動をしなくては…
はぁ……。
何こいつ、本格的にめんどくさい。
そしてなかなか手強い。
早く戻ってくれないかな…
言いたいことだけ言って、向こうに行ってしまった。
変な人というか…迷惑な人だな。
関わらないようにしておこう…。
でも、不覚にも、嬉しく感じてしまった気がする。
…気のせいだよね?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。