第2話

合同練習♛
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2017/11/23 15:00
私は、自分のパートの人ではなく、チューバを片手にした人に目線がいった。

(ええ…凄い、この人チューバなのに中腰の練習やってる…)

私が先輩に対してはじめに持った印象は、こんな印象だった。

その後の練習も、私は何だかその姿が忘れられなくて、その日1日、自然と目で追いかけるようになった。

「それじゃあ、今日の合同練習はここまで。」

そう告げられ、私が先輩と出会った合同練習は終わった。



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