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バレンタインデーに渡すはずだった手紙とチョコレートの入った袋を握りしめ、あなたを待つ。
少しずれてるけど、手作りじゃないけど。
私のあなたへの大切な気持ち。
私が勇気を出して渡すとあなたは
『ありがとうございます！！』
そう言ってニコッと笑ってくれた。
少し驚いた顔。喜ぶ顔。
嬉しかった。
手紙読んでくれてるかな？？
読んでくれてるといいな。
手紙に私のメアドを書いたけど…
送ってくれるかな？？
携帯を何度も何度も"開いては閉じる"を繰り返してため息をつく。
来るかわからないあなたからのメールを楽しみに。
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第3話 #3
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