第3話

俺の同期の話によると。
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2017/12/27 10:58
会社の廊下を歩いていると

前に見覚えのある姿があった
拓真
拓真
お、涼太じゃ〜ん。ん?どうした??
そんな顔して笑笑
涼太
涼太
拓真...分かってて聞いてるだろ。
そこにいたのは俺の同期である拓真

そこそこ長いつきあいである。
拓真
拓真
あはっ!バレた??...でも聞いた?俺たちの班にさ、成績がトップの子が2人入ってくるらしいよ〜
涼太
涼太
へぇ、そいつらの名前は?
拓真
拓真
うーんとね...確か、渋谷あなたと神谷昴だったけな??
渋谷あなたと神谷昴か...。

いったいどんな奴なんだろうな。

さっきまでのめんどくささは、

いつの間にか消え、変わりに

何とも言えないワクワク感が

押し寄せてきた。

こんな気持ちになったのは

いつぶりだろうか...

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